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Google Glass グーグル・グラスがレイバンやオークリーになる日がやってくる!
ボクはウェアラブルコンピューティングの世界には悲観論者である。
特に、グーグル・グラスのようなヘッドマウント型よりはましだが、いびつなデザインのグラスは使いたくない。 それでなくても、グラスの重さが気になるくらいだから。
しかし、本日(2014/03/26)のニュースを見て、レイバンやオークリーのGoogle Glassならば、ちょっと使いたくなってしまった。
なんと単純なものだ。 Googleのサングラスは嫌でも、レイバンやオークリーのサングラスのGoogle Glassならば、興味がわくのは、彼らがサングラス屋さんだからだ。
どれだけ、機能が満載でも、サングラス屋の彼らは、長年、サングラスをマーケティングしてきたから、売れる商品と売れない商品の区別がつく。 Googleは、彼らからのダメだしでできるだけカメラ部分を押えたり、フレームの中に回路を納めたり、機能を落としてでも、ファッション性を高める仕様での議論をすることだろう。
サングラスですべての機能は必要はない。 サングラスの機能は2つだ。 1.太陽光をさえぎる 2.自分の視線を隠せる(自分のアノニマス化) これに追記する機能は? 手元にはスマホがあるので、 GPS機能はいらない。ライフログをグラスでやる必要はない。 モニタ機能は本当にいるかどうかわからない。
目の前のモニタよりも、手元のスマホのほうが便利ではないだろうか?どうしても手元が使えない工場の人や病院の人、むしろ、モニタ機能は特殊な職業用のグラスになると考えられる。 しかし、カメラ・ビデオ機能はほしい。三脚もいらず、シャッターもいらない、しかも自分の視点で手を使わないカメラは存在しないから。
しかし、かなり(8-16mm)くらいの広角(人間視点)とズーム機能はほしい。 …と考えるとカメラ・ビデオ機能だけでいいとボクは思う。 しかも、従来のレイバンと変わらなくしてくれれば最高だ。しかし、録画や撮影は何らかのRECのタリーランプが点くというような仕様が、社会マナーとして要求されるかもしれない。 それでも、スパイカメラのようなものが今まで存在しているので、それはそれで防ぎようがないだろう。
機能てんこ盛りで、期待値を上げ続けるGoogle Glassだが、実は、シンプルな単一機能でサングラス。 しかも、従来から親しみのあるブランドというのが、一番普及する手立てだとボクは考える。 だから、このニュースには期待したいと思う。