Google TV
っている市場は…
家庭内最大のスクリーンであり、
・ユーザー数(世界40億人)
・利用時間 (米国では5時間 / 日)
・広告市場 (700億ドル / 年)ともに圧倒的なテレビ
ソニーや Logitechなどパートナーから販売されるGoogle TV内蔵テレビやセットトップボックス
「テレビとネットの最良の部分を融合した」 テレビ製品を2010年秋に提供予定
インテルの家電用SoC Atom CE4100(GPUやDSP統合。フルHD x2本の同時デコードにも対応)、 Android 2.1、 Flash 10.1完全対応のChromeブラウザ、Google TVソフトウェア。
今後のタイムライン。
マーケットやGoogle TV SDK、TV Web APIの提供は2011年初頭。
総合的なオープンソース化は2011年夏。
いままでのSTBとのちがい
「テレビ+ネット」を狙った他のプロダクトとどう違うのか?については、かつての製品が成功しなかった理由とGoogleの回答を3つ例
1. ネットのサブセットしか提供しなかったこと。対する Google TV はFlash 10.1にも対応するChromeブラウザ内蔵。
2. (メーカーごとに) 閉じていたこと。Google TVは Android + Chromeベースでオープンソース。その上で走る Google TVソフトウェアのSDKも公開予定。
3. テレビとウェブのどちらかを選ばせたこと。Google TV は放送もネットコンテンツもシームレスに統合。「ウェブブラウザがついたテレビ」ではなく、簡単で信頼性のあるテレビ的な体験にウェブコンテンツ、パーソナライズ、検索を統合する。
http://japanese.engadget.com/2010/05/20/google-tv-logitech/
※2011年はアナログ停波だけでなく、テレビ局の根底から変わる年になりそう!
※アップルもこれを黙ってみているはずがない。
Apple TV がどのように、iPhoneやiPadと連動していくのか…。
これからはAppleのガイドラインのひいた「編成型市場」と、Googleの自由な「開放型市場」のガチンコ勝負となりそうだ。どちらにしても、ユーザーは双方のいいとこ取りができる選択肢は残しておいてほしい(競合をロックアウトしないこと!)。