2008年10月02日(木)2008年10月03日(金)の両日、都内有名レーシック医院を潜入検査レポ!
…というと大げさだが、一生つきあう自分の目。ひとつの病院だけでは不安なので、ふたつの病院で検査してきた。
そして、今、どちらで手術するのか、またレーシック手術をすべきなのかを検討している。
とりあえず、書き足し用としてのエントリー。
いよいよ、明日は手術にいってきます。
お風呂、洗髪、激しい運動は今日まで。
サーフィンはしばらくできないので、明日の午前中思いっきり!!!
その前に、仕事は今晩中に終わらせなきゃ!!
ここにいたるまでの記事
レーシック検査レポート
2008年10月02日(木)17:30
新宿アイランドタワー35Fにある神奈川クリニックの新宿院に到着。
電話予約をしてから約2週間、コンタクトをはずして、メガネ生活。
数年前につくったメガネはすでに、度数が変わっており見えにくくなっていた。
しかし、この検査を終えてレーシックにすれば、快適な視覚を手に入れることができる。
エレベータであがると、長い廊下の先に看板がある。ワンフロアーのすべてが、神奈川クリニックだ。
今回はレーシック手術をするのにも、自分の中に選択する基準を持っていないために、まず上位の症例数が多いとされているところの検査を比較してみたいと思ったのがこのレポートのきっかけだ。
一回の検査に3〜4時間はかかるそうだが、これもまた、これからレーシックを受ける人の一助になればと思う。
受付に到着する。
エントランスにはなぜか、犬の置物に迎えられる。よくお金持ちの家の玄関にいるヤツだ。院長の趣味だろうか?受付に行くと、広い!!
何かに似ている…。
そうだ、これはきっと銀行の光景だ。平日の空いている時間をねらったが、けっこうたくさん人がいる。受付の人も、キレイなオネーサンが多い。新宿という場所がらか、化粧もハデ目で、ボクにとってはポイントが高い(笑)!。
番号札と問診表が渡され、記入していく。
ネットでもサービスがあるのだから、これらは、ウェブで最初に登録できて、プリントアウトしたものを渡されたほうが顧客満足度は高いと思う。
ここから、検査までしばらく…、いや、本当にしばらく待たされた。何のための17:30の予約だろうと思う。
60インチクラスの薄型テレビ2台の備わる待合室で、レーシック体験者のビデオを見ている。なんだか、通販番組のようなつくりが気になる。無料のコーヒー自動サービスでコーヒーを飲みながら、待ち続ける。
「72番さーん」、呼び出しで時計を見るとすでに18時すぎだ。
ここからは、白衣のおにーさんが登場。茶パツではないが、ロンゲ。白衣にロンゲはやはり奇妙だ。
荷物をこちらにおいてくださいと白いプラスチックの台に荷物を置いて移動する。
検査室と呼ばれるところに案内される。
ズラリと並ぶ検査機器。黒いカーテンにかこまれ、異空間の雰囲気を醸し出す。
こちらにお座りになってくださいと言われ、顎と額に触れる部分をコットンで消毒される。
覗き込むと、一本道に気球という見慣れた静止画で視力検査。
そこから、何やら、緑に光るタイムトンネルやら、オレンジに光るタイムトンネルのような、催眠術系のような検査をされる。
イスを何回かにわけて、暗い検査室を行ったりきたり、ここはもう少し、流れをよくすることができそうだ。
明るい場所で、視力検査。
「赤と緑のどちらがはっきり見えますか?」ということで、レンズの度数のマッチング。
遠方の穴の空いている側を伝えるのも、暗記してしまいそうになる。
この見える見えないのコミュニケーションって、体調や、伝え方によってかなり変化する。しかし、そこは検査の人は、「見えた、見えなかった」の判断しかないようだ。
乱視を見るのも、1番と2番どちらがいいですか?ときかれ、違いがわからないので、もう一度お願いしますを繰り返すと、「だいたいでいいですよ(笑)」と言われる。だいたいで答えていいんだとはとても思えないんですけど…。
意外に気になるのが、このレンズを入れ替えるときの検査師の手のにおいだ。ちょっと汗ばんだ酸性の香りが気になるぞ。
視力検査が終わると、今度は瞳孔を開く検査のための目薬を打ちますと言われ、天井を見てください、地面を見てくださいと言われて2滴づつ、目に瞳孔を開く目薬が点眼された。
このときに、うしろでバタバタと通るスタッフの足音がして、とても気になった。
ゆっくり歩いてよね〜。
「瞳孔が開くまで30分くらいかかりますので、その間、DVDをご覧になってください」と言われ、待ち合いルームのDVDコーナーでDVDを見る。
ここで、レーシック手術の種類の違い、つまり値段の違いがわかるDVDを見ていきます。
値段の違いは、フラップを切るころの正確さの違いであることがわかる。カンナで削るのか、最新の機械で削るのかのどうやら違いらしい。
だんだだん、焦点のあうところが遠くなってきた。瞳孔が開いてきたようだ。
ビデオが終わって、また待たされる。待たされる…。やさしいオルゴールの音にウトウトと…。
ようやく呼び出されて、先生のいるところへ向かう。
ビデオにも登場した白衣の女医先生が登場し、診察し、レーシック手術についての簡単な説明と、イントレとCRブルーラインによるレーシックの違いを説明いただく。
基本的に、切り口がきれいか汚いかのようだ。また人によっての差があるが、ハローやグレアという夜間の光の見え方に差がでる可能性があるということを知る。
あくまでも、これは個人差にもよるし、問題にならない人もいる。値段の高い手術のほうが、安全性は高くなるという。あくまでも医師としての判断
で、ボクの場合は、平均的な人よりも角膜が分厚くて、一度手術に失敗しても再手術が可能なほど、余裕があり、CRレーシックでも問題はないだろうと診断さ
れた。
それでも、リスクは1/250の確率であるそうだ。
何よりも、営業的な側面で強く高額手術を勧めらるものと覚悟していたが、あっけなくスタンダードでも神田さんの場合はいいのではと言われ、すごく良心的な印象を持った。
その後、またしばらく待って、今度はすぐだった。
手術の予約とカウンセリングということで事務の人とお話をする。
手術のメリットとリスク、それに質問に関する対応。どれも納得のいく説明だった。
あまりにも、瞳の素敵な人だったので、「レーシックされました?」と聞くと、「ごめんなさい、私は目がいいんです」と言われた。
うーん、ここはレーシック手術体験者に聞いてみたいものである。
ハローとかグレアの見え具合は、結局値段の違いは確率の高さであり、やってみなければ、わからないもの。一度削った角膜は、元には戻らないなど。
さらに、パイロットになることができない。将来、宇宙旅行の時代に、行けなくなる可能性もある…と、話は夢のような話にまで及んだ。
一応、もうここで手術をしようと決意し、手術日の予約、翌日検診の予約、一週間後の予約、一ヶ月後の予約を取った。いずれも前日までに電話をもらえればキャンセルが可能とのこと。
カウンセリングの対応や女医さんの、商売っけのなさにかなりの好印象をもち、明日の品川近視クリニックに行く必要ないかなと思いながら、この日は神奈川クリニックをあとにした。
あと3〜4時間は瞳孔が開いているので、ご注意くださいとの忠告どおり、新宿の町の光、特に白色系のランプは、ぼんやりと後光がさしてキラキラしたファンタジックな夜だった。
明日は、品川近視クリニックだ!
レーシック手術の際に参考にしたサイトやブログ