ディープ・パープルのボーカリスト、イアン・ギラン。
スモークオン・ザウォーターやハイウェイスターのヴォーカリストだ。
彼のシャウトよりも、あの深くリズミカルでこみ上げてくるヴィブラートが好きだ。
どこまでもミックスボイスに聞こえない太い地声とシャウトとファルセットのミックス音。
ディープ・パープル脱退後に結成したグループはなんと、フュージョンバンド。
ジャズでもあり、フュージョンでもあり、ファンクでもある。
当時はフュージョンというジャンルにされてしまったと解釈すべきだろう。
そこに、骨太ロックボーカルのイアン・ギラン。
高校生の時代にこのジャケットのインパクトに圧倒。
アナログ・シンセサイザーの音の広がりのタイトルソングのClear air Turbulance
で一発で圧倒される。
ハードロックよりもさらにカッコいい!
そして、来日講演。初めて見たイアン・ギランに圧倒された。リズムセクションが素晴らしい。フュージョンとかは大嫌いなんだけど、このイアン・ギラン・バンドの解釈のフュージョンはドンピシャだった!
AppleMusicで、たまたまジャケットが目に止まり、30年以上ぶりに聞いた。
うーん、今こそ、こんな音楽をやって欲しいくらいだ。
音もジャンルもいいくらいに枯れていて、新鮮だ。あのアナログ全盛時代なのに、なんともデジタルっぽく聞こえるから不思議だ。
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