iPhone6 中国で2014/10/17販売開始!中国向け転売グループ大誤算

米アップルは30日、新型の「iPhone(アイフォーン)6」と「6プラス」を中国本土で10月17日から販売すると発表した。中国当局から通信接続の許可が下りず発売が遅れていた。

中国側はアイフォーンを利用した米情報機関によるスパイ活動を警戒し、利用者のプライバシー保護の徹底を要求。世界最大の市場での発売を急ぎたいアップル側は、スパイ活動に協力しないことを約束するなど言いなりで要求を受け入れたという。本土での高値転売を目的に中国人らが日本や香港で新機種を大量に買い集めていたが、大量の在庫を抱える“誤算”となりそうだ。

引用元: 転売グループ誤算…アップル、中国の“言いなり”でiPhone6発売 (1/3ページ) – SankeiBiz(サンケイビズ).

iPhone 6/6 Plus、中国で10月17日に発売へ
Appleが、中国主要3キャリアが新iPhoneを10月17日に発売すると発表した。初めて128Gバイトモデルも提供する。価格はiPhone 6が5288元(約9万4500円)から。

中国の3大キャリア、China Mobile、China Telecom、China Unicomが販売する。Appleのオンラインストアでの予約は10月10日から、店頭での予約は14日から。

Appleにとって、中国は重要な市場だ。同国での第3四半期の売上高は、総売上高の約16%に当たる59億3500万ドルだった(日本は約7%)

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1409/30/news167.html

すでに、アップルの中国での売上(16%)は日本(7%)の倍以上!

アップルは9月19日に、米国や日本、香港など世界10カ国・地域で新型アイフォーンを発売した。また同月26日は第2弾として欧州各国、ロシア、ニュージーランド、台湾などの約20カ国・地域で販売開始した。

10~12月期の販売台数、6000万台超に?
これにより、アップルは世界最大のスマートフォン市場で新モデルを販売できることになった。とりわけ画面サイズの大きな端末は中国の消費者に人気がある。韓国サムスン電子や中国メーカーとの競争が激化する中、アップルは新モデルの市場投入で中国のシェアを拡大したい考えだ。
カナダBMOキャピタルマーケッツのアナリスト、キース・バックマン氏が予測する今年10~12月期におけるアイフォーンの世界販売台数は5800万台。ただしこれは新モデルが11月半ばに中国で発売された場合の予測値。10月初めに発売された場合は、これから300万~500万台増えると同氏は予測している。

また、米ニューヨーク・タイムズによると、米IDCのアナリスト、キティ・フォック氏は、中国のアイフォーン利用者が5000万人いると分析している。今後これらの利用者が新モデルに買い替えることで、アイフォーンは同国で1カ月当たり400万台売れていくと同氏は見ている。

「闇市場の現状はアップルの現状」
またこれに伴い、香港や日本などで新モデルを購入し、中国本土で転売する闇市場はまもなく衰退していくと見られている。

ニューヨーク・タイムズによるとその兆候は既に表れている。例えば9月19日の初回発売直後の北京における、iPhone 6 と同 6 Plus の下位モデルの転売価格は、1万2000~1万5000元(1960~2450米ドル)だった。これが今では6500~8800元(1060~1436米ドル)と半値近くまでに下がっている。

これには、正規販売がまもなく始まるとの観測が広がったことのほかにも理由がある。例えば、当局による国産製品の推奨や、腐敗撲滅政策に伴う贅沢品消費の減少などだ。ただ最大の理由は、アイフォーンがもはや同国でステータスシンボルでなくなったことだとニューヨーク・タイムズは伝えている。

今ではシャオミ(小米科技=Xiaomi)などの国内メーカーが高性能のスマートフォンを安価で販売しており、「iPhone 4」が登場した4年前とは状況が違うという。
http://news.livedoor.com/article/detail/9310207/