#遺族基礎年金 は毎年いくらもらえる?2024年度は年間81万6,000円

もしも、自分が死んだ後に、家族が、もらえる金額を毎年のように年金事務所で確認している。
毎年、のようにコロコロと変わるから毎年必ず、自分の場合を、確認しなければならないw最初にルールをきちんと確認する。自分の #被保険者記録照会回答票 を必ずもらい加入月数を確認する。そして、そのルールをもとに、自分のシミュレーションをおこない、正解かどうかの判定をしにく。これだけで最低2回は、年金事務所にいく。1回あたりの制限時間は30分なので、知りたいことを箇条書きで明確にする。

□まずは国民年金の1階部分の『遺族基礎年金』では…

3号被保険者には、年収103万円、106万円、130万円の壁

■ボクが今、死んだら…、家族はいくら毎年、不労所得を得られるのか?

遺族基礎年金の受給要件

次の1から4のいずれかの要件を満たしている方が死亡したときに、遺族に遺族基礎年金が支給されます。

  1. 国民年金の被保険者である間に死亡したとき
  2. 国民年金の被保険者であった60歳以上65歳未満の方で、日本国内に住所を有していた方が死亡したとき
  3. 老齢基礎年金の受給権者であった方が死亡したとき
  4. 老齢基礎年金の受給資格を満たした方が死亡したとき1.2.は、国民年金加入期間(20歳から60歳未満の40年間480ヶ月)の2/3(320ヶ月)が必要
    3.4.は、免除期間も含めて、合算した期間が25年以上(300ヶ月)ある方年金=老齢基礎年金は、10年間120ヶ月あればクリア

https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/seido/izokunenkin/jukyu-yoken/20150401-04.html

 

一昨年の『令和5年(2023)度』の『遺族基礎年金』は、配偶者が67歳以下(昭和31年1956年、4月2日以降生まれ)であれば、
子のある配偶者(65歳まで)に、年間79万9,500円+子の加算額一人あたり(18歳まで)22万8,700円合計102万3,700円あった。
つまり、毎月8万5,308円が支給される。 遺族年金が支給される。

https://www.manulife.co.jp/ja/individual/about/insight/column/article/column126.html

■2024年からは、合計2万7,100円アップ(配偶者子一人)して105万0,800円

それが、『2024年令和6年』からは、遺族基礎年金額が年間『81万6,000円』と+2万1,000円アップした。
子の加算料は2人目まで、1人当たり『年間23万4,800円』と、+6,100円アップした。

2024年度は『遺族基礎年金』年間81万6,000円 子供2人目まで一人あたり、『年間23万4,800円』で、配偶者で子供一人ならば、
合計 105万0,800円
一ヶ月当たり、8万7,566円の支給

時給1,200円で月間73時間分。死んでも週18.25時間、1日4時間、週5で、タイミーで働いている感じだ。

 

https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/seido/izokunenkin/jukyu-yoken/20150401-04.html

しかし、それぞれ子供が18歳の誕生日を迎えた時、配偶者の年収が850万円を超えた時などで支給がストップする。

しかも、年々、マクロ経済スライドで変動する…。


https://www.mhlw.go.jp/content/12502000/001383981.pdf

 

■サラリーマン、法人経営者などの厚生年金を支払う2号被保険者では
『遺族厚生年金』が上乗せされる

 

そして、さらに『遺族厚生年金』が2号被保険者、2号被保険者だった人には2階部分として発生する

https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/seido/izokunenkin/jukyu-yoken/20150424.html

 

『遺族厚生年金』の受給要件

老齢厚生年金の受給資格を満たした方が死亡したとき

  1. 厚生年金保険の被保険者である間に死亡したとき
  2. 厚生年金の被保険者期間に初診日がある病気やけがが原因で初診日から5年以内に死亡したとき
  3. 1級・2級の障害厚生(共済)年金を受けとっている方が死亡したとき
  4. 老齢厚生年金の受給権者であった方が死亡したとき
  5. 老齢厚生年金の受給資格を満たした方が死亡したとき

『老齢厚生年金』の受給要件

老齢厚生年金は、老齢基礎年金を受け取れる方に厚生年金の加入期間がある場合に、老齢基礎年金に上乗せして65歳から受け取ることができる。

 

遺族厚生年金の受給対象者

死亡した方に生計を維持されていた以下の遺族のうち、最も優先順位の高い方が受け取ることができます。なお遺族基礎年金を受給できる遺族の方はあわせて受給できます。

  1. 子のある配偶者
  2. 子(18歳になった年度の3月31日までにある方、または20歳未満で障害年金の障害等級1級または2級の状態にある方。)(※1)
  3. 子のない配偶者(※2)
  4. 父母(※3)
  5. 孫(18歳になった年度の3月31日までにある方、または20歳未満で障害年金の障害等級1級または2級の状態にある方。)
  6. 祖父母(※3)

https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/seido/izokunenkin/jukyu-yoken/20150424.html

 

遺族厚生年金の年金額

遺族厚生年金の年金額は、死亡した方の老齢厚生年金の報酬比例部分の4分の3の額となります。

報酬比例部分とは…?

https://www.nenkin.go.jp/service/yougo/hagyo/hoshuhirei.html

なお、上記受給要件の1、2および3に基づく遺族厚生年金の場合、報酬比例部分の計算において、厚生年金の被保険者期間が300月(25年)未満の場合は、300月とみなして計算します。

65歳以上で老齢厚生(退職共済)年金を受け取る権利がある方が、配偶者の死亡による遺族厚生年金を受け取るときは、「死亡した方の老齢厚生年金の報酬比例部分の4分の3の額」「死亡した方の老齢厚生年金の報酬比例部分の額の2分の1の額と自身の老齢厚生(退職共済)年金の額の2分の1の額を合算した額」を比較し、高い方の額が遺族厚生年金の額となります。

 

■年金繰上げ請求のファイナンス

年金 繰り上げの場合の加重平均資本コスト(WACC)割引キャッシュフロー(DCF)法

減額率(最大24%)= 0.4%※2× 繰上げ請求月から65歳に達する日※3の前月までの月数※4

https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/seido/roureinenkin/kuriage-kurisage/20140421-01.html