ウォーレン・バフェット氏と3Gキャピタルのホルヘ・パウロ・レマン氏の企みは?

Toshiaki Kanda 2015年03月19日 木曜日
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http://en.wikipedia.org/wiki/Jorge_Paulo_Lemann

日本のバーガーキング・ジャパンの経営権は、西武商事(1993年)、JT(1996年)、ロッテ&リバンプ(2006年)、ロッテリア(韓国資本、2010年~)と複雑な経路をたどるが、米国のバーガーキング社はさらにドラマチックだ。

ブラジルの未公開株(PE)投資会社3Gキャピタルのホルヘ・パウロ・レマン氏によってバーガーキングは、32億ドル(※3,200億円)で買収(2010年)後、投資家ウォーレン・バフェット率いるバークシャー・ハザウェイと共同で「ハインツ」を232億ドル(※2.3兆円、2013年)で買収する。

さらに、バーガーキング社は、バフェットと共に、カナダのコーヒー・ドーナツチェーン最大手ティム・ホートンズ(110億ドル※1.1兆円)を買収(2014年)する。

これにより、バーガーキング社は、全世界で年間230億ドル(※2.3兆円)を売り上げ、100カ国に1万8,000あまりの店舗を展開する世界第3位のファストフード大手となった。

さらに、3Gのレマン氏の野望は、米食品大手キャンベル・スープ(約140億ドル1.4兆円規模)、や米飲料・食品大手のペプシコ(時価総額1400億ドル14兆円)やクラフトフーズ(現モンデリーズ・インターナショナル560億ドル※5.6兆円)、ケロッグ(220億ドル※2.2兆円)にまで及ぶ。また、ベルギーのアンハイザー・ブッシュ・インベブ(バドワイザーなどの親会社1930億ドル※19.3兆円の株主でもあり)との提携後の買収も考えられ、外食市場から内食市場全体へのシナジーもあながち世界的に、ありえなくないのである。日本でのドメスティックな販促キャンペーンから、世界的な買収戦略のシナジーを考えるのもまんざら悪く無い。

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