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「K-20 怪人二十面相・伝」は絶対にオススメ!!!

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2008年12月21日15時19分54秒_ページ_1.jpg

全く期待せずに、試写会場である新宿厚生年金会館へ向かった。

怪人二十面相という時点で、SFXだけを見られればいいやと思ったが、見終わった後、純粋に素直に拍手していた自分がいた。
なんといっても、見終わってからの清々しい気分に、久しぶりにイイ映画を見ることができた。

Alway三丁目の夕日スタッフ参加ということで、白組はもちろんのこと。
てっきり、山崎貴監督がメガホンを取っているものと思っていたが、脚本・監督は、佐藤嗣麻子さん。山崎貴さんは、VFX協力として参加している。なぜ、監督をやらなかったのかがとても気になった。

NHKの薮内さんとの対談でもSFをやりたくて、ALWAYSはその練習というような話をしていたからだ。
山崎貴監督は、金城武さん主演の「リターナー」で一緒だっただけに、この映画はきっと撮りたかったのではなかったのかと思われる。

しかし、映画を見終わってから、これは山崎さんはVFXでかなり協力していたことが十分にわかった。また、佐藤監督の今回のカメラの構図は、いろんな映画の要素が満載の日本映画だった。また女性視点ならではの金城武と仲村トオルと松たか子の三角関係の演出が見事。

最近、映画で、素のシーンがあるとすぐに睡魔モードだったが、この映画はもっと見ていたい。終わらないで欲しいという気持ちで見ていた。「20世紀少年」のように不完全で、続編へ続けられるよりも、この一話完結の方がよほど潔い。

興行成績が上がり、日テレ的にも続編が作られることだろう。山崎監督バージョンでも見てみたい。< /p>

今回のK-20は随所に、いろんな映画のエッセンスを見ることができた。

ざっとあげると、「スパイダーマン」「バットマン」「スターウオーズ」「YAMAKASHI「ローマの休日」「マトリックス」「ダヴィンチコード」「エントラップメント」「ミッションインポシブル」「逃亡者」「酔拳」「007のQ」「黒澤映画」「帝都物語」「タイガーマスクのちびっこハウス」「Always 三丁目の夕日」「リターナー」「風の谷のナウシカ」などいろんな映画の要素が存分にオマージュされている。

しかし、なんと言っても、戦争のなかった下町に東京タワーと六本木ヒルズが同居しているような構図は怪人20面相の舞台として、独特の世界観を見せてくれる。
少年探偵団の小林少年の胸にはBDバッヂが輝いている。この世界観は、懐かしさと新しさといろんなものが混ざった新しい感覚だ。
明智小五郎も小林少年も少年探偵団もエリートという設定は斬新だろう。

第二次世界大戦がなかった帝都、東京1949年。
東京タワーと六本木ヒルズのような建物が共存する。

どれだけ良い世界になっているかと思えば、そこは、華族制度が残ることによる貧民との超格差社会。
そんな世界に怪人二十面相が義賊として描かれている。しかし、いつしかダークサイドへ落ちていった怪人二十面相。まるで、ダースベイダー卿である。

ニコラテスラの発明を巡り物語は華族社会を中心に進む。平民との格差は、これからの社会をまるで物語るようでもある。

サーカス団員の金城武がふとした仕事の依頼で、怪人二十面相として捉えられてしまう。そこから、逃亡者としての裏社会での生活が始まる。

大げさなCGシーンだけでなく、ワイヤーアクションなども存分に楽しめる。久しぶりに誰もに勧められる映画を見ることができた!







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