週刊 大塚家具ニュース

大塚家具“粛清”始まる 父支持の長男らは「人事部付き」

❏3月27日の株主総会を受けた人事では、勝久氏側の取締役候補だった長男の勝之氏(45)ら4人の元役員は人事部付きとなったもようだ。同社広報担当者は「就業規則に故意に違反したとみられる若干名については(今後のことは)保留となっている。本人たちのためにもきちんと調査をした上で決定したい」と説明する。

❏同社の3月の売上高が前年同月比で37・8%減となったのだ。昨年3月が消費増税前の駆け込み需要で同33%増だったことを差し引いても落ち込み幅は大きい。

3月31日の入社式で久美子氏は新入社員に対し、「みなさんとともに、お客さまや関係者から再び信頼していただけるよう、全力を挙げて取り組んでいく」と訓示したが、1カ月あまりの騒動で失ったものを取り戻せるか。

http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20150402/ecn1504021830010-n1.htm

ノーカット会見(2015/03/27)

印象的だったのが、父であり会長の質問について、
「ご貴重なご意見ありがとうございました」「他にも株主がいらっしゃいますので」という冷静な言葉で返したことだった。

https://www.youtube.com/watch?v=tmQbLAkk6Jo

大塚久美子社長の勝利!61%の過半数

定時株主総会で大塚久美子社長らを取締役に選任する会社提案を可決した。父親で創業者の筆頭株主、大塚勝久会長らを取締役に選任する株主提案は否決した。

午前10時から東京都江東区の本社で開いた株主総会は約3時間10分で終了した。出席者は前年の10倍程度の200人16万5340の議決権行使数に対し、会社提案への賛成票が61%と過半を占めた。

久美子社長は「社員はつらい思いをし、お客様にも迷惑をかけた」と陳謝。自身を含め10人の取締役候補のうち過半数の6人(再任2人を含む)を社外取締役とする会社提案について「企業価値と株主共同の利益を高めることにつながる」と強調した。

一方、勝久会長は「今回の騒動は全て私の不徳の致すところ」とした上で「会社の復活は私にしかできない」と訴えたが及ばなかった。一般の株主からは「社員との十分な信頼関係はあるのか」「収益力を回復する道筋は」などの質問が出た。

両者は増配案でも対立していた。社長側は2015年12月期の配当について「前期比倍増の80円」とし、会長側は今後3年間「3倍の120円」とする方針を示していた。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGD27H0C_X20C15A3MM0000/

いよいよ本日株主総会!2015年3月27日金

金融関係株式シェア26%
個人株主株式シェア20%
この2つの属性で46%

http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=8186.t

❏3%の株式シェアを握る社員持ち株会の35%は大塚勝久会長を支持
 
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20150326-00000021-nnn-bus_all

大塚家具の株式の約3%を保有する従業員持株会については、会員の35%がどちらを支持するのか意思表示した。このうち、約6割が会長支持、4割が社長支持を表明した。

会長支持を表明した大塚家具の取引先「フランスベッド」の分もあわせて、会長側はこれまでに28%超を確保したとみられる。一方で、久美子社長側は海外投資ファンドや一族の資産管理会社を合わせて20%超の議決権を確保している。

・大塚会長が株主向けサイトを公開!

大塚勝久会長のページ
株主向けへの情報提供がなされている

企業価値向上策
勧誘に関する参考書類
http://idc-proxy.com/

委任状は3月24日(火)までにご投函ください
運用は、IR JAPAN
http://www.irjapan.net/

議決権助言機関2社が久美子社長を支援!

2015年3月15日 日曜日7:11
プロキシーファイトに関する助言会社があるとは!しかも、世界最大手は久美子社長を、世界2位の会社は久美子社長を支持。ますます3月27日の株主総会がすごいことになりそうだ。

大塚家具、助言大手2社とも社長支持に 委任状争奪戦
創業者の会長と長女の社長が対立している大塚家具について、機関投資家向けに議決権行使の助言をする米ISSが長女の大塚久美子社長(47)を支持するリポートをまとめたことが14日、わかった。ISSは世界最大手の議決権行使の助言会社。世界2位の米グラス・ルイスの社長支持も明らかになっており、大手2社が足並みをそろえた。
http://www.asahi.com/articles/ASH3G539FH3GULFA004.html

2015年03月13日 金曜日15:06
大塚勝久会長コメント

❏3月、4月は売り上げも受注も多い時期。婚礼や引っ越しなどお祝い事が半分以上を占める。こうした報道が続く中で、買い控えやキャンセルも起きている。1年で一番大事な時期にこんなことになって、お客様に申し訳ない。会社はびくともしないが、社員にも迷惑をかけている。売り上げと連動して支払っているボーナスも減ってしまう。私が復帰して何とかしないと、という思いが強くなっている。

約10%の議決権を持つ(2015年3月3日に保有株の半分以上に当たる6.12%を売却。10日に発表)大株主のブランデス・インベストメント・パートナーズは久美子社長の支持を表明した。どう見ているか。

❏我々が企業価値向上策を発表する前に株を売られてしまった。お会いしたいとずっとお願いしていたので残念だ。

❏親子の問題でご迷惑をおかけするなんて、私の人生は何だったのだろうと思ってしまう。

❏発表後はなぜブランデスが売ったのかに関心を持たれ、27日の総会の心配をされている。

3月6日に発表した企業価値向上策では、なぜ配当額を3倍(40円から120円)に設定したのか。

❏もともとは社外取締役の意見だった。株主還元として増配した方がいいと言われた。正直にいえば、私は躊躇した。先に社員に報いるべきだと考えていた。だが、何としてでも私が社長に戻らないといけないという思いも込めた。

❏お約束した120円という配当額は3年間だけで終わらせるとは思っていない。私は収益で配当を稼ぎ出す。株主の次は社員に還元したい。

❏久美子の在任中(2009年~2014年)は業績が「落ちた」のではなく、「落とした」と考えている。業績が回復してきたのは専務(長男の勝之取締役専務執行役員営業本部長)が戻って来て、私が社長に復帰したからだ。

❏ 東京本社ショールームは有明にあり、場所が遠い。しかし、接客と品ぞろえには自信があり、来ていただければ満足してもらえる。だからこそ来店を促すことに力を入れなければいけないと考えてきた。現に来店したお客様の8割に購入していただいている。ここが久美子と大きく違う点だ。

❏私が社長に復帰した昨年9月から広告を増やしてきた。新聞やチラシを積極的にやってきた。

❏今、おじいちゃんから孫までの三世代で来店するケースが増えている。そうした場合、おじいちゃんやおばあちゃんが購入資金を出すことが多い。

❏私らの世代に訴求するには新聞広告でありチラシ。久美子は「新聞やチラシ、テレビは見ない」と言ったが、そんなことはない。私らの世代にインターネットではダメなんですよ。

❏一方で久美子はカタログやダイレクトメールなど、既に来店したことがあるお客様向けに力を入れてきた。これでは新たな来店客を増やせない。

❏「会員制だからお客さんが来ない」と(久美子社長は)言っているが、単にお客さんを呼んでいなかっただけの話。売り上げ減少の理由として、住宅着工件数が落ちたからというのも、ゼロとは言わないが関係ない。

❏私どものお客様は買い替え需要がほとんど。一点ごとに買うお客さんばかりで、まとめ買いはそう多くない。会員のデータベースがあるからこそ、購買履歴から一つずつ提案できている。

❏方針を一本化すれば対外的にも融和策として収められる。話し合いに乗ってくれば、取締役に久美子を増やせばいいだけ。何とか外へ出る前に解決しようと努力はしてきた。でも全然聞いてもらえなかった。結局、私の提案も多数決で拒否された。

でも、全16の店長が私の考えに賛同してくれている。1700人いる社員のうち、ほとんどが同じ考えだと聞いている。

❏親子の関係は取り戻せても、仲間は取り戻せない。既に社内は勝之専務の下にまとまっている。久美子には社員がついてこないんだから出ていくべきだ。

❏でも私は久美子らが別の会社を作っても協力する。別会社でも必ず急成長できるためのノウハウを提供する。それは親子ですから。

❏広告宣伝の考え方以外の経営方針は同じじゃないかと思う。だから何か裏であるのではないかと勘ぐりたくなる。だれかに操られているとしか思えない。

❏何か良い話を持ちかけられたとしか考えられない。親の言うことは聞かないが、友達の言うことはよく聞く。久美子は商売の考え方を忘れている。私は久美子の周りにいる人たちが悪いと思いたい。

❏私が昨年に社長に復帰してからも、久美子は仕事をしていない。まあ、久美子の仕事は私を追い出すことしかないのだろう。

❏私は70歳を過ぎたが、80じゃなくて良かったと思っている。まだまだやれるし、やりたいこともたくさんある。テレビCMの再開も準備している。

❏長期的には中古品事業を立ち上げたい。大塚で買っていただいた家具を下取りして修理したり、色や大きさを変えられたりするような大きな工房を作る。それだけ質の高い家具を我々は売ってきた自信がある。

❏今回のことは私の不徳の致すところで、一番可哀想なのは女房。5人の親だから。女房からは「あなたが悪い」と言われている。これまで仕事ばかりやってきましたから。

❏もし負けてしまっても終わらない。「ききょう企画(大塚家の資産管理会社。久美子社長らと係争中)」が保有する株も、今年中に返ってくる可能性がある。

❏今一番仕事をしている気がする。27日以降も創業者だから来るなと言われても出勤する。創業者はいていいことになっている。邪魔もしないし、良くなることだけやる。社員のためにも勝てるよう頑張りたい。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20150312/278610/

2015年3月13日金曜日8:35

久美子社長:私を選ぶか、会長を選ぶかといった選択のように報道されていますが、決してそうではありません。株式公開企業として「あるべき経営」「あるべきガバナンス体制」を実現させようとする(私を含めた)取締役会の多数意見に対して、個人商店流の経営がしたい勝久会長が抵抗しているという構図なのです。

父の方から「社長を交代してくれ」と言って来たのです。会社が行った自社株買いがインサイダー取引に該当するとして証券取引等監視委員会の調査が入り、右往左往していました。

父が大塚家具株の3割を持ったまま亡くなってしまうと、母と兄弟姉妹5人がバラバラに相続することになります。そうなると売却するしかない人も出て来かねません。株式を散逸させないために「ききょう企画」という資産管理会社に会長の株式を段階的に移して法人所有にすることにしたのです。

「経営権を争っている」と言われます。経営権というのは権限であって、権利ではありません。なかなかそこを理解するのは難しいですね。権限には当然、重い責任も伴うわけです。
私は大塚家具が大好きですし、やりがいがある楽しい仕事だと思っています。でも、私がこの会社を私物化しようなどと思うはずがありません。オーナー会社から社会の公器へと移行していくという難しい期間に、身を置かれた人間として、大きな責任を感じているのです。ここで投げ出すわけにはいかないのです。

大塚家具、大塚久美子社長が激白!「すべて話します」
「会長は個人商店流の経営を続けたいだけ」
2015年03月12日 磯山 友幸
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20150311/278546/?ST=smart

2015年3月6日金曜日9:52

父親 勝久会長  20.08%

娘  久美子社長 19.99%

現在の株価

時価総額 32,9億2千2百万円 @1697円
発行済株式数 19,40万0,000(03/06)
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=8186.T&d=1w

売上 2013年 562.3億円


http://netgeek.biz/archives/30453

主な登場人物

http://kingendaikeizu.net/sougyou/ootukakagu.htm


参考までに、「犬神家の一族」の家系図を添付…。そこまでは複雑ではないが、なんだかシチュエーションが似てきている。
犬神家の一族とは…

JASDAQ証券コード8186 株式会社大塚家具に対して、大量保有報告書が提出されている。

 

その会社が、 代表取締役大塚久美子さんの資産管理会社 株式会社ききょう企画

2015年2月26日に
創業者の大塚勝久会長が記者会見を開き、娘である大塚久美子社長の解任動議を取締役会で諮った(賛否は可決されず)うえ、大塚家の資産管理団体(キキョウ企画)の保有株を巡り、久美子氏に株式の返還を求める民事訴訟を起こしたことを発表した。
こうした常軌を逸した創業者の行動に対し、
久美子氏は翌27日に「中期経営計画の説明会」を表向きとする“反論会見”を開いた
こう述べた久美子氏は、
勝久氏を社内取締役からひきずり降ろすガバナンス(企業統治)体制を組む方針を明らかにし、2015年3月27日に開かれる
株主総会で議決権行使の「委任状争奪戦」も辞さない決意を新たにした。まさに親子の“全面戦争”が勃発した格好だ。
双方がはっきりと明言していないので推測に過ぎないが、
父親側につく長男(勝之氏・専務)と久美子氏の相続争いや、久美子氏に賛同する株主のファンドやM&Aコンサル企業による会社乗っ取りのシナリオなどが、まことしやかに囁かれている。
http://www.news-postseven.com/archives/20150227_306517.html

EDINET提出書類
株式会社ききょう企画(E20624)
大量保有報告書
【提出書類】               大量保有報告書
【根拠条文】               法第27条の23第1項
【提出先】                関東財務局長
【氏名又は名称】             株式会社ききょう企画
代表取締役大塚久美子
【住所又は本店所在地】          東京都渋谷区神山町20番21号
【報告義務発生日】            平成20年(2008年)3月28日
【提出日】                平成20年4月1日

設立年月日              昭和60年(1985年)9月10日
代表者氏名              大塚久美子
代表者役職              代表取締役
事業内容               資産管理会社

事務上の連絡先及び担当者名 株式会社ききょう企画代表取締役大塚久美子
電話番号               03-3294-8889

 

2008年4月1日(※)7年前

1,89万2,000 株

大塚家具発行総数
21,60万0,000 株
(平成20年2008年3月28日現在)
株券等保有割合(%)            8.76
1,300,000株 6.02%      市場外取引       取得               1,183円
1,300,000株 6.02%@1183円(15億3790万円)で取得

自己資金額(W)(千円)              4億81,02.2万円
借入金額計(X)(千円)              1,5億37,90.0万円
取得資金合計(千円)      2,0億18,92.2万円

自己資金 4億8102万円
三井住友銀行からの借り入れ15億3790万円で

20億1892.2万円 で取得

 

2013年11月01日 ※1年前

設立年月日                      昭和60年9月10日
代表者氏名                      大塚舞子
事務上の連絡先及び担当者名
株式会社ききょう企画 取締役 大塚雅之
電話番号                      03-5548-4321

1,89万2,000株

大塚家具発行総数
19,40万0,000株
株券等保有割合(%)           9.75%

2013年11月08日

http://cdn.ullet.com/edinet/pdf/S1000BOS.pdf
19,400,000

自己資金額(W)(千円)                  4億81,02.2万円
借入金額計(X)(千円)                1,5億37,90.0万円
その他金額計(Y)(千円)
上記(Y)の内訳
取得資金合計(千円)(W+X+Y)  2,018,922
(訂正前)

 

 

EDINET提出資料

株式会社ききょう企画(E20624)

http://www.kabupro.jp/edp/20080401/S00004KZ.pdf

https://toushi.kankei.me/c/2758 

提出日時 書名 提出者 提出先
2013年11月08日 15:33:00 株式会社ききょう企画 株式会社大塚家具
2013年11月01日 15:10:00 株式会社ききょう企画 株式会社大塚家具
2008年04月01日

 

株価も高騰!大塚家具、大塚久美子社長の中期経営計画プランが素晴らしい!

https://4knn.tv/otsuka-furniture-president/