2年半前、
レーシック手術をする前に、検査を2ヶ所でした結果、これだけ数値がちがっていた。
当然、検査の数値にしたがって、レーシック手術が行われるので、この検査の値が違っているだけでレーシック手術の精度に影響を与えることは確かだろう。
このデータを見てみると、機械測定がほとんどだが、こちらの見え方の表現方法と医院側の解釈で誤差はどうしてもでてしまうようだ。そして、その数値をもとにレーザーでの角膜に対してのカンナがけが行われるのだから。
やり直しのきかない手術なので、このデータの差もふくめて、サードオピニオンで検査をしてくれるような医療システムも、そろそろ必要な時期かも知れない。 視力、眼圧、さらに角膜厚 も違う…!!
ボクの場合は、施術後、どうしても乱視が気になって、手術後に2度も再診査してもらったが、3ヶ月後にまた…という半年にわたる延々と続く検査ばかりのサポート体制に断念してしまった。
人間って不思議なもので、その乱視に対して慣れというか、脳が補正しているのか、いつしか気にならななくなっている。
これからレーシック受ける人は、少しでもこの精度がマッチしてから納得して施術したほうがトラブルは少ないと思う。
しかしながら、メガネやコンタクトレンズのいらない生活は、多少の乱視ズレがあっても価値があると思う。
老眼が入る前に受けたレーシックだが、できるだけ技術の進化を待って、できるだけ遅く受けるか、それとも裸眼の心地良さで、20xx年技術で甘んじるか…のトレードオフだ。
ボクの選択は後者だった。ワンデイアキュビューを毎日交換する手間もない。それでもソフトコンタクトレンズよりは完全に爽快!右と左の視力が違うので、間違わないように右と左を注意する。いくら早くても、コンタクトを入れようとすると、手を洗って、鏡の前で、何かと毎日3分間は時間が消費される。年間で18時間の損失だ。ソフトのケアだと、それが毎日5分以上消費していた。年間60時間損失する。
なによりも、コストは歴然だ。10万円〜25万円の手術で、最安値でも月額2000円程度のワンデーアキュビューが、年間24000円、5年で12万円、10年で24万円。レーシックのコストは5年〜10年で回収できてしまう。
つまりコンタクトは電球であり、レーシックはLEDである。レーシックもLEDも技術革新で、さらに値段が下がり効率も上がるという特性を持っている。
ただ、一番のコストは、心理コストだ。
ボクもメスというかレーザーが、健康体に対して、はいることの心理的な恐怖だ。
痛みも一瞬とはいえ、目にみえている状態で、目に触れられている感覚は二度と味わいたくない記憶となった。あと鈍痛が続くので、できるだけ朝よりも、夕方であとは寝るだけのほうがいいと思う。帰り道はかなり歩きにくい。当時は湘南だったので、帰りの1時間半が大変だった。
手術の時間は、ほんの数分だけど、診察台に横たわって、リクライニングがさがり、頭の上から逆さまの状態で執刀医の先生が挨拶される。執刀する先生の顔の記憶はいまだに、逆さまの顔。もうまさに、料理される魚状態で執刀されるのもなんだかベルトコンベアー状態だった。
しかも、レーシックの先生がメガネをかけているのを見た時、自分はメガネを選んでレーシックをしていないのに、人にはレーシック手術を施すのは、いかがなものかと思った(笑)
A医院のデータ
B医院のデータ