ローソンを売却先に決めた。買収額は約565億円とみられる。ローソンは買収後も成城石井のブランドをそのまま活用する。商品調達や物流面で、ローソンのノウハウなどを入れ、収益をさらに向上する考えだ。
成城石井は平成23年に、投資ファンドの「丸の内キャピタル」が買収。今年に入って同ファンドが売却先を探していた。ローソンのほか三越伊勢丹ホールディングス、イオンなどが買収候補に名乗りをあげたが、金額面などで折り合わず、ローソンだけが残った形だ。ただ、丸の内キャピタルが当初想定する金額には達していない。当初は成城石井を上場することも選択肢に入れていたが、最終的にローソンへの売却を決めた。
引用元: ローソン、成城石井を買収へ 565億円、既存ブランド活用 (産経新聞) – Yahoo!ニュース.
成城石井はワインやチーズなどの輸入品や原料にこだわった総菜など比較的価格が高い商品を扱う食品スーパーで、首都圏をはじめ関西や東海におよそ120店舗を持っています。
国内で5万店を超えるコンビニは店舗数が飽和状態と指摘され、ローソンも全国におよそ1万2000店を出店していますが、ことし4月以降、業績の伸びが鈍くなっています。
このため、スーパー事業に新しい収入源を求めたうえで、スーパーとコンビニで食品の仕入れや運送などを共同で行うことで調達コストを引き下げ、収益力を高めたいとしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140930/k10014982351000.html
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=2651.T&d=6m
三菱商事傘下で業界2位。全国展開で西日本強い。生鮮コンビニ、チケット・音楽ソフト事業も
ローソンは2014年08月06日、シネマコンプレックス(複合映画館)大手のユナイテッド・エンターテインメント・ホールディングスを買収すると発表した。買収費用は100億円を超える見通し。
子会社のローソンHMVエンタテイメントを通じ、ユナイテッド社の全株式を、投資会社アドバンテッジパートナーズが運営するファンドなどから、今月中に買い取る予定だ。
買収によって、映画関連グッズをコンビニで売ることで双方の客を増やすなど、相乗効果をねらう。劇場でコンサートやスポーツイベントを中継することも検討しているという。
ユナイテッド社は、「ユナイテッド・シネマ」や「シネプレックス」など国内で36のシネコンを運営する。劇場数では「イオンエンターテイメント」と「TOHOシネマズ」に次いで第3位。2015年3月期の売上高は約200億円を見込む。
映画館チェーン、ユナイテッド・エンターテインメント・ホールディングスを100億円で買収
http://www.asahi.com/articles/ASG8630S7G86ULFA002.html
2014年2月期 連結決算
売上 4,852億円
営業利益 681億円
経常利益 688億円 ROE(自己資本利益率16.09%)
当期利益 379億円
総資産 6,209億円 ROA (総資産利益率6.32%%)(総資産経常利益率11.47%)
自己資本 2,452億円 (自己資本比率39.5%)
資本金 585億円
有利子負債 6.8億円
EPS(一株当たり利益)380.04円
調整一株当たり利益 379.35円
BPS(一株当たり純資産) 2,455.25円