rm␣無題のファイル␣*  でターミナルからrmしてしまったらObsidianがすべて消え去った…

恐怖の rm コマンド!!!

rm 無題のファイル *
あー!obsidian のファイルが全部飛んだ!
obsidianで勝手にできた
『無題のファイル』という.mdファイルを一掃しようとして、* を挟んだばっかりに…。
果報は寝て待て!

testdisk sudo photorec データ復旧ツール

せめて、 rm -i オプションを使うべきだった。

rm -i オプションは、削除確認付きの安全な削除操作を行うためのものです。

正式には以下の意味を持ちます:


-i

オプションの意味:

  • 対話的(interactive)に削除確認を行う

  • 各ファイルを削除する前に「本当に削除してよいか?」とユーザーに確認を求める

rm -i sample.txt

rm: remove regular file ‘sample.txt’?

ここで y を押すと削除され、n を押すと削除はキャンセルされます。

利用目的:

  • 誤って重要なファイルを削除するのを防ぐため

  • スクリプトでの自動処理ではなく、手動作業での安全確認用


補足:

  • rm -i *rm -i file1 file2 … のように複数ファイルを指定した場合も、ファイルごとに1つずつ確認が入ります

  • -I(大文字のアイ)オプションも存在し、これは多数のファイルまたはディレクトリを削除する場合にのみ1回だけ確認を促す、より穏やかな確認機構です。


推奨:

rm コマンドは不可逆な操作です(ゴミ箱に移動されず完全に削除される)。

そのため、初心者や重要な作業中は alias で常に -i をつけることが推奨されます:

alias rm=’rm -i’

これにより、常に確認付きで削除されるようになります。