NETFLIXのコンテンツ投資ついに約1.4兆円 NETFLIXは映画だけではなく『流通のいらないエンタメamazon』を目指している!

NETFLIXのコンテンツ投資ついに、約1.4兆円

NETFLIXは映画だけではなく『流通のいらないエンタメamazon』を目指している!

1.3億人のメンバーシップ
この3ヶ月で520万人のユーザー獲得
2018 Q2の売上39億ドル(約440億円) 年間売上(Q2×4 =1.8兆円)のほとんどをコンテンツ投資に打ち込む。まさに、amazonの成長モデルと同様で、どこも追いつくことができない。トップを歩みながらそのすべてを再投資に回す。amazonは再投資は多岐に渡るが、NETFLIXはその大半がコンテンツ投資であるところが驚愕だ。

https://s22.q4cdn.com/959853165/files/doc_financials/quarterly_reports/2018/q2/FINAL-Q2-18-Shareholder-Letter.pdf

NETFLIX Q2 2018

□米国の契約者数の伸びは67万人と、トムソン・ロイターI/B/E/Sの予想である119万人を大幅に下回った。海外の契約者数の伸びも447万人と、アナリスト予想の497万人に届かなかった。全体の契約者数の伸びは約520万人で、予想を100万人程度下回った。

https://jp.reuters.com/article/netflix-results-idJPKBN1K62U4

❏2Qの契約者増は会社側予想620万に対し前年同期並みの520万
❏ストリーミング売上は前年同期比43%増
❏営業利益率は前年同期比7.2%アップと大幅改善し、11.8%
❏営業利益率の大幅改善により2Qの営業利益は前年同期比262%増
❏一株当たり利益は会社側予想の0.15ドルを大幅に上回る0.85ドル
 大幅増はユーロ建て社債の為替による含み益8500万ドルを含む
❏有料会員数増は会社側予想610万に対し550万 
❏米国内の会員増は会社側予想120万に対し70万、前年同期の110万より低下
❏海外市場では8%増の450万
❏3Qの会社予想は全市場で500万増、うち米国内65万増、海外市場435万増
https://englishir.hatenablog.com/entry/2018/07/17/100939

□英「エコノミスト」が掲載したゴールドマン・サックスによる試算によると、ネットフリックスは今年のコンテンツ予算を、120億ドルから130億ドル(約1.4兆円)のレンジに増大させるという。また、そのうち85%はオリジナルのドラマシリーズや映画に投じられる予定だという。

□ネットフリックスのコンテンツ予算は、ハリウッドのどんな映画スタジオも上回る規模となっている。同社は今年、82タイトルの新作オリジナル映画が視聴可能にする予定だが、ワーナー・ブラザースが今年公開する映画は23作品、ディズニーは10作品にとどまっている。

□ネットフリックスは今年、既に30作品以上の映画を公開しており、その視聴回数は世界で3億回以上。1作品あたりの平均視聴者数は900万人以上という。テレビドラマシリーズについていうと、独自製作の作品及び、配信権を取得した作品は700タイトルにおよび、そのなかには100作品以上のドラマやコメディ、ドキュメンタリーや子供向け番組が含まれている。また、約21カ国で製作されたリアリティショーも配信中だ。

https://forbesjapan.com/articles/detail/22009

ネットフリックスが密かに狙う出版ビジネスの覇権

□ネットフリックスが出版ビジネスへの参入を進めている。同社は6月、人気オリジナルドラマ「ストレンジャー・シングス」のライセンス契約をランダムハウスとダークホースコミックスの出版2社と締結した。前者からはヤングアダルト向けの一般書籍、後者からはコミックを出版するという。

□自社コンテンツのフランチャイズ化を目指すネットフリックスにとって、小説やコミックは無視できないメディアだ。「ハリー・ポッター」シリーズから、「アイアンマン」や「アベンジャーズ」などのマーベル・シネマティック・ユニバース作品まで、近年大ヒットしたハリウッド映画は出版物が原作であることが多い。

□メディアが多様化し、膨大な数の映画やドラマが作られている現在、製作者は新鮮なIP(知的財産)を発掘したり、生み出したりすることに必死だ。そしてそのIPのヒットの可能性を探る上で、出版物は便利な存在と言える。

□小説やコミックは、映画やドラマに比べると製作にかかる費用、人手、時間が少ない。また、売上数から人気度を測りやすいメディアでもある。映画やドラマの制作会社は、一定数のファンがいることがわかった上で、売れている本の権利を抑える。

□ネットフリックスは以前から出版ビジネスに注力しており、2017年8月には独立系コミック出版社のミラーワールドを買収している。ミラーワールドはマーベル・コミックやDCコミックで数々のヒット作を手掛けた大物コミック原作者のマーク・ミラーが設立した会社で、「ウォンテッド」、「キングスマン」、「キック・アス」シリーズなどを刊行してきた。

□ネットフリックスとマーク・ミラーによるプロジェクト第一弾「The Magic Order」(原題)は、全6巻のコミックとして来年春に出版される予定だ。内容は魔法使いの一族が悪と戦うダークなファンタジーだという。

http://news.livedoor.com/article/detail/15018312/

日本では大量のアニメによるプロモーション戦略に

Netflixがアニメの名言100を新宿に掲示、名場面がフラッシュバックする映像も
https://natalie.mu/comic/news/291484