「新型コロナワクチン接種アプリ」来月31日でサービス終了へ

「新型コロナワクチン接種アプリ」来月31日でサービス終了へ「必要とする場面ほとんどなくなった」


デジタル庁は、新型コロナウイルスの「ワクチン接種証明書アプリ」のサービスを来月(2024年3月)31日で終了することを明らかにしました。

「新型コロナウイルスワクチン接種証明書アプリ」はスマートフォンでワクチン接種の回数や最終接種日などを表示することができるアプリで、2021年の12月からサービスを開始しています。

デジタル庁は、▼国内でワクチン接種証明書が必要となる場合がほとんどなくなったことや、▼海外へ渡航する際にも接種証明書を必要とする国が少なくなってきたことを受け、来月31日でアプリのサービスを終了することを発表しました。

サービス終了後はアプリで新たな接種証明書の発行ができなくなるため、4月以降に接種証明書が必要な場合は、市区町村で紙の証明書を発行できるとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/02ef46eb2eb4cc4ec4187d779651330205450a59

『新型コロナワクチン接種アプリ』は『マイナンバーカード』のアプリ機能とすべきだったと思う。

接種日やメーカー名、製造番号までわかる唯一の記録だからだ。本気でマイナンバーカードで、『健康保険証』に置き換えるならば、コロナの罹患も含めて長期の経過観察データにも使えるはずだ。

海外渡航のQRコード機能という単一の目的や、個人の証明だけでなく、個人の持つ症例リスクなども希望者には開示したほうが良い。医者で撮影したレントゲン写真なども個人がデータとして可搬できれば新たな医療費を削減することができる。

個人を特定しない医療データとして提供もできれば、新種のエピデミック発見にもつながる。マイナンバーカードが保険証に変わるだけではなく、『ヘルスケアアプリ』とも連携し、医療費負担額から確定申告、将来への未病対策へと視野を広げるべきだろう。