診療報酬とは…
❏診療報酬(しんりょうほうしゅう、Health care fee)とは、保険診療の際に医療行為等の対価として計算される報酬を指す。「医師の報酬」ではなく、それだけでなく医療行為を行った医療機関・薬局の医業収入の総和を意味する。
410円の診療報酬 とは…
薬剤服用歴管理指導料は、患者に対して、次に掲げる指導等のすべてを行った場合に処方せんの受付1回につき41点(410円)算定する。ただし、すべての指導等を行った場合は、所定点数にかかわらず、処方せんの受付1回につき34点を算定する。つまり340円だ。
❏2012年度の診療報酬改定で、患者の服薬指導で薬剤師が手帳へ記載しないと、薬剤服用歴管理指導料(一回410円)を請求できなくしたため、多くの薬局で手帳が交付された。ただ、手帳を忘れた患者にシールを渡すだけでも認められたため、十分な指導をせずに無駄になっているケースも。
❏シールを渡すだけや、持病がなく複数の医療機関にかかっていないなど、「手帳を必ずしも必要としない」(厚労省)場合は、指導料を340円にした。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/health/CK2014040802000160.html
お薬手帳を使わないと1回あたり70円節約できる。
もちろん、お薬手帳でなく、自分で薬の明細書をホッチキスやファイルでまとめても同じことができる。
…であれば、手帳ではなくクラウド上で、スマホの「お薬手帳アプリ」にすれば、すべて340円で指導料はすんでしまうのではないだろうか?
お薬手帳を忘れても、スマホは忘れない。シール代金もかからない。
3割負担でも、410円(123円)から、340円(102円)に節約できるので、1回あたり21円保険適用は費用が安くなる。
国は410円(287円)負担から340円(238円)負担へとかわり、国の財政は1回あたり49円浮くことになる。
日本国民が1ヶ月に1度医者に行き、処方されるだけで…
49円×年12回×日本国民1.2億円=705.6億円
手帳の電子化だけで700億円節約って魅力ないだろうか?