笑えないカサノバ社長のスマイルゼロ円プラン 日本マクドナルドリバイバルプラン

日本マクドナルドのカサノバ社長は「お客さまからの信頼は、一番大事だと思っている」と話した。
マクドナルドをめぐっては、2014年7月に、中国で期限切れの鶏肉の使用問題が発覚した。
さらに、2015年初めには、廃物混入問題が発覚したことで、消費者離れが加速している。
客数や売り上げで苦戦が続き、4月の売上高は前の年の同じ時期に比べ21.5%減り、15カ月連続のマイナス。今期は、連結純損益で380億円の赤字を見込んでいる。

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00292916.html

ママの視点の安全である「Mom’s Eye」であったり、スマイルゼロ円を再度、打ち出すが、どこか、心に響かない…マクドナルド。

なぜだか足が向かわないのだ。さらに足が向かわないだけでなく、マクドナルドを食べないでも平気な毎日になってしまっている。これが一番、マクドナルドとしては問題だろう。

https://www.youtube.com/watch?v=46iLeiaHVLU

2015年 5月25日から変わる! と言われてもピンと来ない。

http://www.mcdonalds.co.jp/campaign/smileproject/index.html

カサノバ社長のメガネなしはよいけれども、スマイルゼロ円のキャンペーンでカサノバ社長そのものがスマイルがひきつっているくらいなら掲げるべきではないだろう。
緊張しているのかもしれないが、カサノバ社長のメディア露出は、常に鉄の仮面をつけているのか、氷のように無表情なのだ。だからどうしても、会見を見ればみるほど、明日マクドナルドへという気になれない。少なくとも個人的な感想だが…。

マクドナルドは、日本人経営者を迎えるべきだ

おそらく、こういう危機の事態を回避するのは、日本人のメンタリティーにあった、日本語をしゃべる日本人の経営者が責任を持つという安心感が必要ではないだろうか?カサノバ社長には申し訳ないが、なぜ、ここまで事態を回復できないカサノバ社長が経営者として経営を存続しているのだろうか?

異物混入の件に関しても、「タスクフォースの最終答申を受け…」などという他人事のような、トンチンカンな、リリースを打ち出している。
http://www.mcdonalds.co.jp/news/150430.html

また、最終答申も、まるでどこかの国の政府のような、有識者会議を何度もおこなったという報告しか見えてこない。本当にこれが食品企業が社命を賭けたプロジェクトに見えるのだろうか?

http://www.mcdonalds.co.jp/safety/taskforce/pdf/taskforce_01.pdf

まずは基本に、初心に戻るべき

まずは、メニューをシンプルにして絶対に事故がおきないセットメニューでシンプルなメニューに絞るべきだろう。料金がさげられなければ、ボリュームを、調達先の外部機関の証明なども必要だろう。いろんな面で基本にもどるべきだと思う。

スマイルゼロ円ではなく、お客様がスマイルしてくれれば10円割り引いてもいいのではないか?
子供の笑顔は100円割引クーポンあげればいいではないのか?
そんな体験ができるところでなければ、スマイル0円と言われても…もはや、当たり前すぎるのだ。

むしろスマイル0円と言わなければスマイルできないとクルー達だとすると、もはやマクドナルドのクルーへの目指すべきヴィジョンやマクドナルド哲学が共有できていないことになる。それは一番の問題かもしれない。

笑顔の消えたディズニーランドは考えられない。マクドナルドも同様だ。大事な何かをうしなってしまったのかも知れない。

創業者レイ・クロックの「成功はゴミ箱の中に」を読み返すべきだろう