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【TV】「林修の今でしょ!講座」は知的バラエティ番組(火曜日19:00) テレビ朝日

林修を世の中に広めたトヨタのCM

【TV】「林修の今でしょ!講座」(火曜日19:00) テレビ朝日
http://www.tv-asahi.co.jp/imadesho/

「いつ学ぶか今でしょ!」のテーマで、林修先生も生徒で学ぶという形式のスタイル

圧倒的なのは講師の専門的で豊富な知識
それを林修先生とタイプの違うリアクションタレント2人の3人で学ぶ。
専門的なところに随所に林さんの解説とボケとツッコミが入る。

林修先生にあって、池上彰先生にないものは、ボケとツッコミだ。
3時間スペシャル番組とかになると、どうしても池上彰先生のストレートなそもそも解説も飽きてくるが林修先生の場合は、知的なボケが楽しめる。

「情報バラエティ」というジャンルでくくられるが、最近の傾向は、
「知的バラエティ」というジャンルに変化してきている。

ただ、単にテレビを見るだけでなく、テレビを見ながら知的欲求を満たしたいという願望があらわれているのだろう。
難しいハナシをテレビで、可能なかぎり、わかり易く丁寧に、笑いと共にというコンセプトで番組づくりがなされだした。

また、この【TV】「林修の今でしょ!講座」では、単に専門講師だけではなく、林修の「ジングル的解説」である「前振りMC」「まとめMC」が要所、要所に入る。

番組収録後に「前振りMC」「まとめMC」を収録する。
その「前振りMC」と「まとめMC」をサンドイッチしながら、専門講師のレクチャーが続く。

これは映像論的にはおかしい。
それは、生徒でレクチャーを聞いている林が先に解説するからだ。

専門講師が解説して、芸人が受けるだけよりも、知的バラエティでは、注目ポイントとまとめで記憶に潜在化させることができるので、理解しやすい。

ただ、MC収録の目線の3カメによる撮影。カンペ視点を隠すためだが、食傷気味だ。
さっきまで生徒だった人が、どや顔でレクチャーしている滑稽さも重なる。

このあたりのフォーマットは、予備校における理解度を高めるテクニックが知的バラエティに生かされていると感じる。

毎週、毎週の情報量は非常に多く、そろそろトゥーマッチ感もでてきた。

高額なギャラが必要なキャストでなく、ひな壇芸人もおらず、コンパクト。
VTRも必要とせず、再現フィルムもいらない。フリップとテロップだけという低コストな番組づくりで視聴率も取れる。テレビ局のデフレ化における番組づくりのフォーマットとなっている。

しかし、この作り方に慣れてしまうとこれ以上の展開がなくなってしまう。
さらに2時間でも3時間でも、作れてしまうことが、テレビ制作マンの麻薬となってしまった。

特に、葉加瀬太郎の講師のクラッシク講座は必見だった。

また、林修のスゴイところは、東進ハイスクールの講師を次々とひっぱりだし、東進ハイスクール側にも多大に貢献しているところだ。
東進ハイスクールという仕事を辞めるという選択ではなく、本業の席を全うすることにより、さらに自分の付加価値を上げている。