橋下徹弁護士の”行列”にならないお話

Toshiaki Kanda 2007年09月28日 金曜日
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橋下徹のLawyer’s EYE
http://hashimotol.exblog.jp/

TV番組のほんの一言で、おおごとになってしまった橋下弁護士。

光市母子殺害事件弁護団に対して懲戒請求をされた方へ」というエントリーは、未来日付エントリーで、重要な話を最前列に…。これはいいアイデアだ。時系列でエントリーが古くならない。

TVというメディアの「公器」としての立場、出演者としての「良心的なコメント」、そして今回は「懲戒請求」という専門的なアイデアのプレゼンテーション。そこに弁護団たちが訴えたことによりこの事件が起きた。

弁護士がTVメディアでそんなことをしていいのか?TVの影響は?と各メディアも批判的な意見が多いようだ。

しかし!、TVで単に「懲戒請求」を呼びかけただけでは、3900件に値する「懲戒請求」は決して集まらない。

呼びかけただけで簡単に集まるのならば、CMで紹介されているものを消費者は買い漁り、大ヒット商品で溢れていることだろう(笑)。
本当はそこまで面倒なことは、誰もやりたくはない。しかし、「ドラえもんがなんとかしてくれる」には違和感をかなり抱いてしまった。その違和感はメディアにとっては、美味しいからさらにニュースが拡大され、違和感によるいらだちが伝搬される。

橋本弁護士は、そんな一般の人が抱いていた不思議な感覚をズバリいい当てたことが今回の事件のきっかけ。

それでも人が動いたのは「一般人の感覚との乖離」と「そんな裏ワザ」があることを、一般には知られていなかったからだ。

そんな意味では、橋下弁護士のコメントには、ボクもエールを送りたい。過激な発言が多いが、とてもユニークだと思う(政治的な発言では相容れないところが多々あるが…)。

その結果、「原告」と「被告」の関係が、まるで場外乱闘へ。母子殺害事件とは違った方向で争われることとなった。

「それらの情報もすべて、被告から聞いたわけでなくマスメディアからの情報である」という旨を、日本テレビの「スッキリ!」で八代英輝国際弁護士がコメントしていた。

ホットな橋下氏とクールな八代氏のコメントはともに、専門性を持ちながら、芸人並のリアクション力もある。
単なるお笑い以外に、テレビを見ていても、コメントを聞きながらも「情報」として、知識が得られるというところに彼らのテレビニーズの意味がある。

橋下氏のサイトには、答弁書のPDFなどがアップされており、民事裁判がこのように展開されるということが体感することができる。
彼のブログは、芸能人と一般人をつなぐコミュニケーションメディアとしてもとても、機能している。

また、民事訴訟の流れにもリンクがされているなど、専門家でも素人にもわかりやすい。

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Category: コラム
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Toshiaki Kanda