かつて、ディープパープルの元ボーカリストのイアン・ギランの「Smoke This」のビデオ投稿による販売促進キャンペーンをよく講演などで紹介しているが、ビデオ共有サイト
zoome
http://www.zoome.jp/
でギタリストのチャーさんの番組でチャーさんの楽曲をJASRACで仮の許諾でアップされるという試みがなされている。著作者であるチャーさんがナビゲイターを務め、ビデオで「なりきり楽曲」を投稿させるという手法を発見!。
これは明確に「著作者>著作隣接権者」の構造があるから認められた企画だと思う。現在どこをみても「著作者<著作隣接権者」の構造がはびこりすぎで、いびつである。
この方法で権利関係をクリアする方法は以外にありそうだ。しかも、楽曲を聞いてもらったり購入してもらうチャネルは圧倒的に増えるとボクは断言したいほどだ。
音楽は、まず聴いてもらってナンボという鉄則をもう一度、音楽産業は、肝に命ずるべきだろう。
日本初のギター投稿サイト
ターギーショウ
http://navi.zoome.jp/targie/
なりきりチャー
かなり似ています「スモーキー」
http://navi.zoome.jp/targie/usermovie?thm=5&ent=16
がんばっています「横浜のチャーさん”逆光線”」
http://navi.zoome.jp/targie/usermovie?thm=5&ent=34
オカマのスモーキー
http://navi.zoome.jp/targie/usermovie?thm=5&ent=26
チャーさんの出演する番組
http://navi.zoome.jp/targie/navi?stm=5
ハイパーギターズ
http://hyperguitars.com/index_j.html
ロック関連
通信と放送の融合
ロックフジヤマ(放送終了)のGyao版
テレビ収録後、Gyaoバージョンを楽屋で収録し、Gyaoでデマンド放送
http://www.gyao.jp/sityou/catedetail/contents_id/cnt0014601/
「チャー」の好きな人で見過ごした番組を有料でもいいので、見たいという人はいると思います。今までそんな一般ユーザーからマニアの市場をテレビはすべて無視し、「視聴率」というデータのみを相手に商売してきました。
ワンセグが500万台売れて、1000万台になろうとしていても、いまだに視聴率は計測されていません。生放送を見ている人だけを相手にした「生視聴率」だけをいまだに計測しています。録画された番組は視聴率にカウントされません。だから広告の効果測定がだんだん怪しくなってきました。広告を過小評価しているのです。だからこそ、最近は、「続きはウェブで」というコマーシャルだらけになっています。
有料でもいいから見過ごしたテレビを見たいというユーザーがいる間に、テレビ局自身がビジネスモデルを再度、リフォームする必要がボクはあると思います。つまり新聞社のデータベースサービスと一緒です。
YouTubeに違法映像をあげる人があとを絶たないのはなぜ?
その人たちのメリットは?Webが進化し、情報を受信するだけでなく、「共有したくなる」フェーズへと変革してきています。また、下記のように、YouTubeにあるEmbedコードを自分のブログのHTMLに張り付けたことが、著作権違反になるのであれば、デジタルミレニアム法、そのものを見直す必要があるのかもしれません。
そんな「法律」のお世話になるよりも、過ぎ去ったテレビ放送を有料、もしくは広告で成立するビジネスモデルを、他社に先駆けて展開するような勇気がテレビ局には必要でしょう。このような「動画共有サイト」の乱立によって目くじら立てている時間があれば、さっさと、有料事業モデルを展開するのもひとつの方法です。
テレビ局、制作会社、製作会社、出演者、広告主、代理店、すべての人に再分配のルールを作るだけのことではないでしょうか? 民放連と省庁で決めることではなく、企画を立てて、総務省に申請し、迅速に審議しなければ、このおいしいテレビのビジネスモデルそのものが、電波と同様に空気のもくずとして消えてしまうのかもしれません。自局でやるよりも、AmazonやiTS GoogleVideoなどの販売チャネルを使ってビデオファイルを使って販売するとするとBlogerはその宣伝のための流通チャネルの一貫と考えることができるのかもしれません。
インターネットによる動画共有サービスのファイルが、WiiやAppleTV、Windows Media Serverで、リビングルームにあるテレビで視聴されだした今、テレビモニターがCGMと地上波が同等のチャネルになろうとしています。
「情熱大陸」毎日放送