ポッドキャスティングのアカルイミライ

いつも、新年の最初に今年は何がブレイクするのかを考えている。
今年は、「ポッドキャスティング」が熱くなると思う。2003年には「ブログ」で騒いで、2004年には「SNS」で騒いできたが、確実にITのトレンドは押さえてきたと自負している。

ポッドキャスティングのアカルイミライ

いつも、新年の最初に今年は何がブレイクするのかを考えている。
今年は、「ポッドキャスティング」が熱くなると思う。2003年には「ブログ」で騒いで、2004年には「SNS」で騒いできたが、確実にITのトレンドは押さえてきたと自負している。

競馬でいうところの予想屋でいうとかなりいい成績のはずだ。そして2005年のブレイクは「ポッドキャスティング」だと思う。
アップルがiPodでアっという間に音楽市場を制覇していく、そのかたわらMP3フォーマットでエンコードされたデータは、iPodによって、いつでもどこでも長時間聞くことができるようになった。

しかも、CDをリッピングして聞くだけではなく、「iTunes」という恐ろしいミュージックセンターが搭載されたことに端を発している。
ネットワーク上から、楽曲データからジャケット写真を検索してくれるだけではなく、楽曲のダウンロード販売を手がけたことが評価されている。

しかし、本当のイノベーションは、パッケージメディアの存在価値をなくしたことだろう。いまだに著作権料問題で、バタバタしている遅れた先進国「日本」を尻目にこのネットでの「iTunes」プラットフォームは、思わぬ方向へドンドンと進化していきそうだ。

それが「Pod Casting」だ。最初は単なるMP3をハードディスクにアップしてダウンロードしてきたものだが、「RSS」で知らせることにより、アグリゲーションサイトが米国でいくつも登場しはじめた。しかもジャンルによって分類されている。

podcast.net
http://www.podcast.net/

最新100podcasting
http://audio.weblogs.com/ipodder.org
http://www.ipodder.org/directory/4/podcasts/categories

さらに、ブログでいうところの「RSSリーダー」にあたるPodCasting用のアプリケーション「iPoder」がマルチプラットフォームで提供されている。ダウンロードはこちらから

http://ipodder.sourceforge.net/index.php

これが、iTunesと連動しているから、いつも最新の「PodCasting」がiPodに転送されて音楽以外に米国人のしゃべり系のラジオを聞くことができるようになった。今後はこれらのプラットフォームが、音楽をダウンロード販売するだけでなく、ポッドキャスティングコンテンツ課金のプラットフォームにさえなりうる可能性を秘めていることだろう。さて、日本ではどうだろうか? 

ライブドア傘下となった「ねとらじ」
http://www.ladio.net/ladio.html

なども早い段階から、「ネットラジオ」として参入していたが、ようやくここにきて「ポッドキャスティング」としての商機が訪れようとしている。
昨年、漫画家のタナカカツキ氏や
http://dedionight.com/

元まぐまぐの深水さんや、パラッパラッパーの作者である伊藤ガビンさんらが、
「デジオ宇宙 」
http://dedio.jp/

という、アグリゲーションサイトを運営しはじめた。「デジオ」というのは、どうやら「デタラメラジオ」の略らしい。デジオとは?

http://dedio.dotimpac.to/wiki/index.php?DedioWiki

現在のデジオ局はすでに、132局も開局している。ボクも今年になって、2局開局した。
「KandaNewsNetwork,Inc」
http://easy.dedio.jp/home/kanda/
PodCastingのRSSは、
http://easy.dedio.jp/home/kanda/archives/blog/main/podcast.xml

「SocialNetworking.BAR」
http://easy.dedio.jp/home/dotbar/

PodCastingのRSSは、http://easy.dedio.jp/home/dotbar/archives/blog/main/podcast.xml

デジオもpodcast.xmlに対応しているため、iPodderにRSSの登録をしておくだけで、勝手にiTunesにダウンロードしてくれる。実際に文書で読むよりも目の前で見たほうが設定は簡単だ。かつての「まぐまぐ」ができた時と同じような感動がまた体験できている。これからの「ポッドキャスティング」業界に企業として、参入するのはまだ早いかもしれませんが、面白いことはきっとブレイクすると確信しています!

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