PUMA 米セグウェイと米GMの共同プロジェクト発表会  セグウェイGM

「PUMA(プーマ、The Personal Urban Mobility and Accessibility)」がGMとSegwayから共同発表となったようだ。
「Project PUMA(Personal Urban Mobility and Accessibility)」

再建にかけるチャプター11直前の米GM社と、基本技術を活かしたい米Segway社側との意見がマッチしたプロジェクトとなった。

「PUMAは、リチウムイオン電池で駆動し、時速35マイル(約56km)で、1回の充電で最長35マイルの連続走行が可能」とコメントされている。

Engadged日本版によると
「今すぐにでも輸入して道路交通法違反で逮捕されたいという方のためにスペックを紹介すると、最高速度は約55km/hで、一度の充電で約55km走りま
す。また、車両同士で連絡をとりあうことで事故や渋滞を防ぐ機能が搭載されているとのこと。それより先にやるべきことがあるだろうと思ってしまうのは頭が
古いからでしょうか。価格や発売日、そもそも発売するのかといった情報は不明です」とある。

個人的なスペック紹介ありがとうございます(笑)。

とにかく一度体験してみたいですね。今までのセグウェイのように、歩道を走るのか?車道を走るのか?という選択からすると、PUMAは、車道を走るということが前提でいうとポイントが明確で販売しやすいでしょう。

Segwayは、GMと組むことにより、GMの販売店ルートを活かすこともできる。GMにとっても再建のアイデアとしては小さな起爆剤となることだろう。

そして、戦略的な価格帯は100万円を切る事だろう。発売されたら米国よりも、実は日本向きの製品だと思う。

日本SGIさん(現:Segway Japan)が、暴利をとらなければ(米国で5,299ドルで売られているPT i2が円高にもかかわらず、93万5,000円。さらに保険料が年間約10万円)、日本でもその同等の価格帯で販売が可能だろう。

基本部分は二輪セグウェイと全く同じだが、座席ユニットをつける事により、乗っているというよりも、座席部分を浮かばせているような発想がユニークだ。なので、座席ユニット含めても、10,000ドル以内でおさまりそうな期待をこめた価格予測をしている。

また、「PUMA」は、あくまでも2輪にこだわったところが、小回りのできる電気自動車になったと思う。

さらに2人乗りという事で、会話しながらの走行は楽しくなると思う。サスペンション部分など、気になる要素はいっぱいあるが、日本向けには、ブレーキらしきガジェットを追加する必要があるだろう。

日本の道路車両運送法上では、制動装置、つまりブレーキがないと、公道を走れない。この古くさい基本的な部分の「車両」の解釈をかえないと自動車型であったとしても、道路車両運送法違反となってしまう。

それと、車両と法律で認められなければ、自賠責保険にも加盟できない。自賠責保険のない車両に乗るだけで罰金は30万円となってしまう。

これを機会に法律を見直してもいいだろう。幸いながら、横浜市では、特区としての動きもあるようだ

特区申請マニュアルはこちら

また、トヨタもインスパイアされて、2人乗り電気2輪自動車の開発をはじめたほうがよいだろう。

大義名分を通して、日本では、関係各所とノンビリやらなければ何事もうまくいかない。

その体質そのものをホントは、変えていかなければならない。

この発表があったから、1stSegwayのsegwayロゴの扱いについて、Segway本社からメールがきていたのか…。

http://www.1stsegway.jp/