Suicaの非接触ICカードの登場で、電車の改札におけるハサミ入れの駅員の姿はなくなった。
軽快なハサミさばきの駅員さんと朝の挨拶することもなくなった。
そればかりか、切符を毎回購入するということも必要でなくなった。
Suicaがクレジットカードで、3000円づつ自動チャージしてくれるので、運賃でさえ全くわからなくなった。
まさに、どこでも行ける定期券を手に入れた。
さらに、若干だが、消費税8%のおかげでSuicaの方がオトクになっている。
昭和の時代の、電車の乗り方には、もう誰も戻れないだろう。
テクノロジーは、進化し続ける。
それと同時にたくさんの雇用と労働の機会を奪ってきた。
それは蒸気機関による産業革命の頃から続いている歴史だ。
もしかすると、グーテンベルグの印刷術の頃からだ。
近い将来、ロボットに職を奪われる人が続出することだろう。
ボクたちが、これから選択する職業は、
「テクノロジーによって置き換えられる職業」か「そうでないかの職業」の2種類しかないのだ。