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シェアハウスの法則 キッチン水まわり編

シェアハウスで一番、酷使されるスポットナンバーワンはなんといってもキッチン! 続いて、ランドリーに、シャワールーム、トイレと続く。そして、使い方のルールを明確に決めることによって、使い勝手が一番大きく変わるのが、キッチンだ。

 人には、それぞれの育ってきた家庭環境が、じつは深く染み付いている。キッチンの使い方をみれば、その人の家庭環境までわかるから不思議だ。裕福な家庭で育ちながらも、キッチンの使い方が汚いとだいなしだ。料理の食べ方にも言えることだが。

 キッチンが汚れていても平気な人、汚れていたらキッチンを使えなくなる人、汚れていたら、せっせと掃除して使う人とさまざま…。

かつて、麻布十番でシェアした時の人は、キッチンに立つと、まずステンレスの流しの内部を丹念に掃除をはじめた。

「なぜ?」と質問すると、「こうやってキレイになっていると、野菜やいろんなものを置くスペースとして使えるんですよ。同時に流しの内部もいつもキレイでしょ」という。子どもの頃から親にしつけられたという。これは、実際にやってみるととても合理的で便利だ。流しのシンクも食器のひとつと思えるようにまでキレイにするので、キッチンが広くなる。

シェアハウス運営側は、当然、キレイに使ってもらえる人へと全員を、高いレベルの方へと「習慣化」させなければならない。「スキル(能力)」とかではなく、常に行動が伴う「習慣化=クセ化」することが重要だ。「クセ化」すれば自然と無意識に行動が伴う。無意識の行動は、「所作」として身につく。

シェアハウス初日の新人さんの大多数が、包丁を使って洗った後、濡れた包丁を水切りカゴにおき、その横に皿を重ねて置いている。
これは次から使う人にとっては使いづらいし、とても危険だ。
包丁の吹き上げなんて1秒もかからない。使い終わったら、包丁は瞬時に包丁入れに直行だ。これは徹底!まな板も同じく、元ある場所へと直行。まな板は水切りカゴで転覆事故を一番起こすからだ。

シェアハウスのキッチンでは、調理中にできるだけ洗える食器等は洗いながら片付けることが常識である。次に料理をしたい人がまっているからだ。すると調理時間は約30分間程度(煮物などは別)でおさえるようになる。すると段取りのいい料理方法も自然と身についてくる。

フライパンや鍋はその場で洗えるものは洗ってしまう。熱いウチにお湯をかけるとほとんどの汚れは取れてしまう。手でこすっただけでもほとんど落ちる。反対に、冷めた鍋やフライパンを洗うのは非常に面倒だ。
そして、食事を食べる時には、洗うものは、今使っている食器だけというのが一番理想のカタチ。

カレーライスやフライパンをいきなり、洗剤をつけてスポンジはアウト! まずは、お湯と竹ささらや亀の子たわしなどで、丹念に汚れをとり、ほとんどキレイになってから、はじめてスポンジと少しだけの洗剤を使用する。

すると、食材を手で洗い流すので、食材の油脂分が手に染み込み保水成分が高まる。匂いのあるカレーなどは注意が必要だが。スポンジもきれいなままで一ヶ月は持つ。洗剤の使用量も激減。しつこい汚れもメラミンフォームの激落ちくんがあれば美を保てる。

そして食器などは、洗い物をしただけではなく、指定の場所においた乾いたダスターで拭きあげて、元の食器入れに戻すところまでをお願いしている。そうしないと、次に料理をする人のモチベーションをさげてしまうからだ。

新人さんの大多数は、水切りカゴに置きっぱなしになる。しかし、そこは、水さえ切れればいいところ。乾燥するまでおいておくところではない(笑)。

最初はなかなか、習慣化できていない人は面倒くさいかもしれない。しかし、一度習慣化すると、一生の所作としての宝となる。これは、男性も女性も変わらない生活の所作だ。

【KNNシェアハウス・チェックリスト】
■食器の置き場が明確になっているか
■食器の置き場が適材適所に定量にあるか
■乾いたダスターを人数分 そのダスターの管理方法を決める
■スポンジ、洗剤、などの管理方法を決める
 ※定額利用よりも都度、分担(従量割り)のほうが節約意識とチーム意識は高まる。
■自主管理力を高めさせる
施設側の料金設定が定価であれば、チームで自主管理の方向へ動く。自主管理の動きが高まると、何かとトラブルも自主解決できるようになる。

シェアハウスの鉄則!

まずはキッチンの水回り、冷蔵庫整理から!

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