ジブリの作品ということで、深夜の『映画天国』日本テレビで鑑賞
なんだか、絵本を見ているかのような映画だ。
そうだ、高畑勲監督の『かぐや姫の物語』を彷彿させる。高畑監督もアーティスティックプロデューサーとして参加している作品だ。
無人島に漂流した男とウミガメの物語。
アニメーションなのに、まるで絵本のページを読み進めていく。
セリフはなくても、十分に伝わる。
映画や、アニメーションではなく、なんとも不思議な映像体験だった。
観客は、ただ、ただ、神のような視点で、観察するしかない。
違う遺伝子同士でも、最後の種となれば、ダーウィンの進化論のように、新種を生み出すのかという幻想さえ抱ける。
人類と海ガメという不思議な物語