被災地の人たちや、避難所で暮らす人たちに代わってのお願い。
※ り災証明のためにも、片付ける前に、現状の写真を撮影しておいてください。
※ 公道に、落ちた壁や落ちた屋根など片付けられる前に写真!
「り災証明」などの発行日を、できるだけ早めに決めてあげてください。すべてを失った人にとって、重要なものが「り災証明」となります。り災証明とは、保険の請求や税金、補償などで必要な証明のことです。http://www.city.fujiyoshida.yamanashi.jp/div/bosai/html/bousai/risai/risai.htm
また、全世界から集められた義援金もこの「り災証明」によって公平に分担されることになります。しかし、義援金は早くお手元に届けられないと、本当は意味がなくなってしまうのです。
新潟地震の時で、約1ヶ月、阪神大震災も1ヶ月以上かかったと記憶しています。つまり、一ヶ月以内では出せないという事実だけでも発表されるだけでも、被災地にとどまる理由をなくすことができます。
つまり、り災証明は、2011年04月11日以降と発表するだけでも、避難場所の選択肢が一気に広がるのです。
り災証明は災害30日後と最初に決めておくべきだ!http://blog.livedoor.jp/kandaknn/archives/9648813.html
すべてを失った人への保障はこのたった一枚の「り災証明」しか「証明」してくれないところに問題がある。
一番の問題は、この「り災証明」がいつから交付されるかが、わからない点である。 全世界から集められた善意の義援金の配分もこのり災証明のランクによって決められている。
…といっても義援金を手に入れられるのは、り災証明が発行してもらって申請してからだから、まだまだ時間がかかる。
今すぐに5万円や10万円をもらえれば、感謝の気持ちを抱けるが、現実に家屋の補修費用や新築費用が明確になる半年、一年後には、そんな「はした金」では、残念ながらまったく意味がないだろう。
むしろ、義援金は被害の地区全員に均等に、即、手渡しできる状態が必要である。それらは善意の気持ちの表れの金であって、新築の費用や工事代金の足しにするものではないからだ。
また、「全壊」「半壊」「一部損壊」などの証明書が発行されるが、神戸の時も「全壊」はわかりやすいが、「半壊」と「一部損壊」の差は、目視による判断なので、非常にわかりにくいものだった。また、いつ交付が始まるのかがわからなく、ひ災地に残ることしかできなかった。
今後、このような災害が起きた場合は、り災発行は必ず「30日後」と決めておけば、その間、疎開できる人は自由に便利な場所へ疎開することができるのだ。
「り災証明」がいつから発行されるのかがわからないから、不便な現地にいる必要がある。(中略)
また、ボランティアをする人も、人が集中する現地に集まるだけでなく、被災家族をホストファミリーのように自分の家や実家で迎えてあげるという「ホストファミリー型」のボランティアもできたことだろう。
ボクが神戸の震災を体験した時にも、家族ごと福島の実家に身をよせませんか?と声をかけてくれた先輩がいた。
しかし、税金や保証問題のカギとなる「り災証明」がいつでるかがわからないため、動きをとることができなかったのを、本日のニュースで知り、愕然とした。
もっと、被災地の気持ちをイマジネーション豊かに、フォローするべきであろう。