公開中の「28週間」。
ゾンビ好きにはおもしろいとチャットで知った。前作の3倍よいとのこと。前作は、「28日後」。
映画のプロモーションはブログのEmbedが増えてきた。(Embedの時はクリックしてからサウンドと映像だしてほしいものだ…ったく!)
※あまりにもくりかえし再生されるので、静止画に… 2008.01.22
しかし、根本的に日本でも、ブログ読者の最寄の劇場のチケットがeTicketで購入できないとプロモーションは中途半端で終わってしまう。上映開示時間も上映場所も、何時にいけばいいのかとう最大の情報が分断されています。
米最大のCATV会社Comcastが映画チケットサイトFandango.comを買収して、Fancast.comを2008年1月8日から開始している、映画とテレビ、そしてネットコンテンツと縦横無尽に行き渡っているのがうらやましい。ComCastはViacom(Paramaunt HD DVD CBS/Microsoft陣営)傘下のMTV Networksとも連携している。さらにFanccast.comはNBC/(
Universal/(Amazon unbox)と NewsCorp(/Fox/MySpace)の合弁のHulu.com とも提携を発表した。これらの映画、TV、CATV、ネットをまきこんだ覇権をめぐり、YouTube/Google陣営、iTunes/Apple(Disney ABC)陣営の動向がいろんなサービスを買収、提携、アグリゲーションしながら事業展開している。
米国では入場料金はマチネ料金などがあるけれども、飲食物販が積極的。六本木ヒルズあたりだと、あのポップコーンの香りに映画館の雰囲気が増すが、一般の映画館では飲食物販がなんだかしなびれている。日本の優位性はパンフレットの販売くらいのものだ。アメリカ人はなんであんな高いペラペラの本を日本人は買うのか不思議らしい。彼らは「記念」という概念がないくらい映画館に気軽にいける存在になっているからだろうか?
あと、リュミエール兄弟以来続いている、入場料金も、封切り2週間は現行の価格でも、3週間目からは安くなっていくというような仕組みがあったほうがそろそろいいのかも。そうしないと、ネット配信はオンデマンドに映画館の収益が奪われてしまうだろう。いまや、公開後、90日で世界で同時にDVDが発売される時代だ。さらにネットでデータ販売がはじまったことにより、DVDというビジネスモデルも根底からゆらいできそうだ。
日本では、レイトショーが終わったあとに、映画の話ができるスタンディングBARとかウェイティングカフェみたいな映画好きの人がたむろできる場所があるといいのかもしれない。
渋谷の映画館でも平日の夜はガラガラ。まるで21時は以降は、シャッターストリートです。あの場所をレンタルするだけで、かなりのおもしろいビジネスができると思うが、ビルの管理料のほうが高いのかもしれない。しかし、あの場所は活用しがいがあるスペースだと思う。