マーティン・スコセッシ&レオナルド・ディカプリオのタッグ作品。
隔離された精神病棟の島。
ここで隠されたロボトミー手術の捜査に、FBI捜査官のディカプリオが挑むというストーリーだが…。
いやあ、面白い脚本だ!
精神病棟といえば、「カッコーの巣の上」でや、「羊たちの沈黙」などの一種独特のシーン構成だが、それが島全体となると、横溝正史感がでてくるのだ。
ディカプリオが、偏頭痛持ちで、癇癪を抱えている短期な捜査官。しかし、捜査は難航し進展が見えない。疑心暗鬼の中から真実が浮かび上がってくる。
この大どんでん返しは見事だった。
どことなく、クリストファー・ノーラン監督の「メメント」風の味付けで、自分の記憶の設定が突然、曖昧になってもくる。