病いは「気」からのメッセンジャー
「それ」を、sickととらえるか?
「それ」を、chicととらえるのか? は、正反対。
「病いは気から」ではなく、「病いはメッセンジャー」なんだよ。
ラテン語で調べると… sickは、悩むこと。chicは、心理や心霊。
プロギャンブラーのぶきちゃんから、気になる記事を教えてもらった…。
病気は、「自分が本来あるべき人生からズレているんだよ」と知らせてくれるサインであって、敵や怖いものだと感じる必要はありません。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160702-00018207-president-bus_all
ボクは、1年前に余命2年を、遠回しに宣告された
がんを宣告された患者の心理
https://4knn.tv/cancer-psychology/
そして、この1年間、自分なりに、ボクの人生はなんだろう?と思って考え始めた。別れた嫁や、ボクのDNAを持つ二人の娘。そして、これから一緒に人生を紡いでいこうとしている大事な婚約者の事…。
この一年、免疫力を高めることに専念してきた。
食事から生活習慣まで。
読書、空手、テニス、音楽、囲碁、プログラム、家庭菜園、料理…やりたいことをとことんやる。
不思議な事に、メッセンジャーは現れなくなった。
免疫力を高めると同時に病いを受け入れる事
ガンと闘うのではなく、ガンと仲良くすることがとても重要。ガンは悪ではなく、自分の人生に対して、警鐘をならしてくれているメッセンジャーとして受け入れてみた。すると、心の中のわだかまりがすーっと消えていった。まるで、泡のように…。
人間は、どうせいつか死ぬことを知っていて、そこに向かって生きている。でも、生きている間は、その死にむかっていることを、希望や夢で自分をごまかしている。死なない人はいない。でも死に向かって生きていると思うと生きていけないから人類はいろんな「欲望」で、死をごまかすのだ。
でも、「死」をポジティブにとらえた時に人間の尊厳はどこにあるのか?とある日考えた。
その答えは…。 自分の為に「徳」を高めていこうと。
病は自分の「徳」の低さを啓してくれている。しっかりとそのメッセージを真摯に受け止めてみる。
自分のカラダのアミノ酸たちの声なき声の、民主的な声なのだ。
自分の人生を思い通りに生きるなんて、そんなことができる人はどこにもいない。
せめて、心がけとして、徳を高めていく、志しを少しでも高くすることで自分を律する。
たった、それだけで、ボクは余命2年の1年をクリアしたと思う。たとえ、あと1年で、ゴールでもしっかりと生きていると、お天道さんはきっと見ていてくれていると思う。
今日に感謝、明日、生きていればラッキー。太陽を毎朝、拝めるだけで、人生はラッキーなんだよ。
空に太陽がある限り、愉しむためにみんな生まれてきたと思って生きたほうがよい。
毎朝、太陽に感謝して、徳を高めていく。
ありがとう! を心をこめて、いえる明日がまたやってくる。