ジャーナリスト後藤健二氏の母、石堂順子さんが記者会見で本当に伝えたかった事 緊急会見ノーカット

Toshiaki Kanda 2015年01月24日 土曜日
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テレビニュースの編集ではなく、本編のノーカットを視聴できた。

この母にして、この子ありという会見だった。

海外メディア、そして海外の人の反応がはやく知りたい。日本のメディアが重要な「反原発」メッセージをなぜここまでカットしてきたのかの意味がわからない…。

NHKの報道は、まったく報道になっていない!
肝心な部分をすべて編集し、単に息子を気遣うだけの母親になってしまっている

ジャーナリストの後藤健二さんの母親が記者会見し、「健二は中立な立場で戦争報道をしてきました。イスラム国の皆さん、健二はイスラム国の敵ではありません。釈放を願っています」などと訴えました。


http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150123/k10014906781000.html

石堂順子さんのコトバをつなぐと、そのまま反原発へのコメントであったと言える。

原子力を使い、地球を汚し、大気圏を汚して、そして何を求めようとするのか、私には全然わかりません
自分たちの地球を、自分たちの手で壊すということです。原子力、原子爆弾、そういったものを研究して、私どもが感謝しなければいけない地球を壊していく。そして、そこで生活している弱者を悲しみの落とし穴に突っ込んでいく。そのエネルギーがあったら、世界平和のために、それから地球を守っていく、そういった課題になる、将来を抱えた子どもたちのためになるような原子力であり、考え持つべきだと思っております。
もし、原子力がいい方の活用じゃなくなるのであれば、私は、私の命をうしなうということも、全く厭いません。それはこの席ではっきりお申し上げます。
日本は第2次世界大戦を体験しております。無条件降伏をした国です。私の命とこの地球を守ることの取り替えがきくなら、私はこの身を捧げてもきれいな地球を作っていきたい。
日本は戦争をしないと憲法9条に誓った国です。もう一度申し上げます。日本はイスラム教諸国の敵ではなく、友好関係を保ってきた国だと信じております。」

「世界のみなさん、それぞれの知恵をお互いに披露しあってもっともっとすばらしい地球にしていただきたいと思っております。」

「日本は唯一の被爆国です。アメリカによる原爆投下で数十万人が亡くなりました。あと残された時間はわずかです。日本政府のみなさんも反省すべきは反省し、国民と一体になって、そしてまたイスラム諸国と一緒に育てていく、学ぶ点があるなら、戦力よりも持っていきたいと思います。

 

自分の息子の安否が最大に気になる中、むしろ、世界に対して原子力の発言を行うのは、この子にして、この親ありの骨太なご家庭であったと察するばかりである。家庭の事情もおありかと思うが、生まれてきた子供にとっても、なんとかこのジャーナリストの生還を望みたい

また、今回、「自己責任」というコトバが社会に噴出しなかったのは、ジャーナリスト後藤健二の人道的支援の浪花節的な活動があったからだろう。しかし、それとは関係なく「自己責任」なのである

されど、「自己責任」において、自分の身を賭してまで、誰かのために捧げる活動は胸を打つ

米国に言われるがままの日本。いっそ、そうなのであれば、そうなっている構図を名実のままにすべきであろう。いっそのこと米国の軍門に下ってもらった方が、二重政府に翻弄されることもないと思った

アメリカの属国で、ドルも使えて、英語も公用語にすればいい。道州制度でなく、米国の州化したほうが、よほど国益に反映できると思う日本は中立といいながら、中立で亡くなっているのだから。憲法9条がありながら、憲法9条の解釈が変わりつつあるくらいならば…

 

そして、一番、驚いたのが、政府が人質となった家族に対して何のコンタクトも一切、取っていないということだ。「ありとあらゆる手段を使って」と言った安倍首相の言葉に、家族からの情報は一切不要だったのか…。

 

記者会見書き起こし原稿
http://www.huffingtonpost.jp/2015/01/22/goto-kenji-mother-to-be-released_n_6528286.html

大変お忙しい中貴重なお時間をいただき、感謝申し上げ、一生忘れません。
私は石堂順子と申します。ジャーナリスト・後藤健二の実の母親でございますが、日本国民、そして日本政府の方々そしてここにお集まりの方々に感謝とご迷惑をおかけしますことをお詫び申し上げます。

私はこの3日間、私の身近にどのようなことが起こっているのか全く計り知れませんでした。そのために、皆さんに大変お忙しい中を、ご迷惑をおかけしてしまうことを心よりお詫び申し上げます。

昨日健二の妻である嫁と初めて電話で交信いたしました。聞きますと、2週間前に赤ちゃんが生まれたそうです。私はびっくりいたしました。生まれたばっかりの2週間しか経っていない子どもを置いて、なぜ遠い所に行ったのですかと質問しました。

そうしましたら、先に拘束されている知人を助けるために、救出するために、何が何でもという形で飛んでいってしまった、と申しておりました。私はその時感じたんですが、この地球は大切にしなければいけない、たった一つの、私たちのために神がつくってくださいました、自然がつくってくださいましたものを、その貴重なプレゼントをなぜ壊すのか、私はわからないのです。原子力を使い、地球を汚し、大気圏を汚して、そして何を求めようとするのか、私には全然わかりません。

今日こうやって皆さんにお会いすることも、どこで聞いたのか、私の近いところからは会見をやめるように言う電話がいっぱい入っております。しかしそれは間違いだと思います。皆様がお忙しい中、人類のために、そして身近では私どもの拙い息子のために、お忙しい中、お時間をつくって下さったものですから、感謝を申し上げる、これが当たり前ではないかと思いまして、電話を無言で切らせていただきました。

私はこの3日間、ただただ、何が起こっているのかわからず悲しく、迷っておりました。

健二はどういう子どもだったかと申しますと、小さい頃から、それもまだよちよち歩けない頃から、幼いお友達がいますと、いつもいつも心優しく接していた子どもです。ですから、自分のところに出産したばかりの奥さんを置いて、そして生まれたばかりの乳飲み子を置いて出かけていったのだと思います。

昨日、その奥さんと名乗る方と初めて電話で交信いたしました。そして、私が驚いたのは、赤ちゃんを産んで、2週間にもまだ経っていないということなんです。私は健二に憤りを感じました。なぜ、そんな乳飲み子を残しながら、行くのかということ、友達が、友人がと言っても、2週間しか、子どもを守ってあげるのは親しかいないじゃないですか。心優しい子、正義感に燃えている子、と申しましても、なんかそこのところがちょっと解せませんでした。

もうひとつ、私は不思議でならないことがございます。それは、自分たちの地球を、自分たちの手で壊すということです。原子力、原子爆弾、そういったものを研究して、私どもが感謝しなければいけない地球を壊していく。そして、そこで生活している弱者を悲しみの落とし穴に突っ込んでいく。そのエネルギーがあったら、世界平和のために、それから地球を守っていく、そういった課題になる、将来を抱えた子どもたちのためになるような原子力であり、考え持つべきだと思っております。

私がいまこみ上げてくる涙を隠しておりますが、そのまま語っておりますが、それは、先ほど申しました原子力の問題です。地球を駄目にする、お水も駄目にする、すべてを駄目にする。それを一時の感情でどんぱちやるということ、それをぜひ阻止しなければいけない、そのように思います。
もし、原子力がいい方の活用じゃなくなるのであれば、私は、私の命をうしなうということも、全く厭いません。それはこの席ではっきりお申し上げます。

【主な質疑応答】
Q 締め切りは午後2時ごろだが。イスラム国に何かメッセージはあるか。

A イスラムの方々も私どもと一緒に地球の平和を考えて、すばらしい地球が作れるのであれば、私の命などはどうなってもよろしゅうございます。ぜひ皆様方からお知恵をいただければうれしゅうございます。イスラム国の皆様にも申し上げます。健二はイスラム国の敵ではありません。(湯川遥菜さんの)釈放を願って、イスラムに単身で渡った子です。イスラムの子といっしょに恨みつらみはやめて、いい地球をつくっていただければ、ここにお集まりの皆様全員も同じ願いであると思います。私の命を提供することになんの抵抗も感じません。健二は正義感の強い子です。いい結果が出ましたら、きっと地球のため、子供たちのため、未来のためにも尽くしていけると思います。2週間しかたっていない自分の子を置いてでもイスラムに渡った子供です。日本は唯一の被爆国ですが、被爆後も地球は惨憺たるものでした。私の命と替えられるものであれば、悔いはいたしません。地球を大切にしていただきたい。それだけを願っております。

Q いちばん最後に健二さんと連絡を取ったのはいつか。報道によるとイスラム国がお母様にも連絡を取ったと言われているが。

A 健二は大変、親思いの子でしたので、行く前には私のところに連絡はございませんでした。一つは、心配をさせたくなかったこと、もう一つは自分の同胞が捕らえられている。そこへ行くことは反対されるという思いだったのだと思います。

(中略)一生懸命母の手で育てて、戦争にやることを少しも考える母はいないと思うんです。戦争はやめていただきたい。どうぞ皆様のお力で健二の命を救ってください。私は自分の子供のことだけを言っているわけではないのです。子供はユニセフとか子供たちのことを非常に考えておられましたので、命あって帰るならば、世界中を回って次世代を担う子供たちの教育にも携わっていただきたい。そして原子力のない国をつくってほしい。そんな言葉をかけてやりたいと思います。我が身を捨てることですね。

Q イタリアの記者です。日本政府に何かメッセージなどは。

A 生意気かもしれませんが、健二のしたことはつまらないことと言われるかもしれませんが、しかし生まれて2週間にならない赤子を置いて同胞の救出に向かったのです。もっとイスラムに対しても違う感情があったと思います。それはなぜかと申しますと、捨て身で行ったということです。それはやはり、イスラムの国、会って話をすれば分かり合える地球人だと判断したからだと思います。どうぞイスラムの方々も、日本人は皆、好意的に接していると思います。これほど海外のジャーナリストの方々が捨て身で息子のためにやってくださっています。きっとイスラム国の中でもそういう方はいっぱいいらっしゃると思います。ぜひ日本に申し出てください。日本は第2次世界大戦を体験しております。無条件降伏をした国です。私の命とこの地球を守ることの取り替えがきくなら、私はこの身を捧げてもきれいな地球を作っていきたい。

Q 母の涙は訴える。イスラム教信者は女性を尊重している。本心の言葉をイスラム国に訴えてほしい。

A イスラムの方々にお願い申し上げます。幼児に物を教えること、指導することを最大に得意としております。イスラムのことは決して嫌いではない。もし元気で帰ってきましたら、こういう国もイスラム国とともに歩んでいる。そして世界にはこういう科学の力を持っている国もある。そして子供を愛している。第1番に子供の幸せを考えている。そういった世界平和のために身を尽くし心を整えて学んでいく若者にしたいと思います。健二は幼い頃から、弱い子供に優しい子でございました。

Q 1977年のハイジャック事件で福田首相は身代金を支払って人質の釈放を実現し、批判もされたが「人命の価値は地球より重い」と言った。安倍首相にもその言葉を思い出してほしいと思うか。

A 非常にそれを願っております。健二も小中高幼稚園、大学までも教師をした人間ですので、イスラム国に日本で勉強したいと思っているお子さんがおられましたら、健二に申しつけていただければ一級の指導をすると思います。平和を願っているからこそ、自分の知人が捕らえられたと言えば、何をおいても行ってしまった子供です。絶対、イスラム国にもご縁がございましたら、私も息子と一緒に全力で子弟教育に当たらせていただきたい。それから私の家も開放したいと思います。世界に精神の綺麗な平和を求める子供をいっぱい作っていきたい。健二が日頃口にしていた言葉だからこそ、私の口を使って言わせているのだと思います。

Q シリアの記者です。イスラムの方々というお話をしているが、健二さんが取られられているのはイスラム国という団体で、国家ではない。犯罪者や傭兵らが集まっている組織で、イスラム教信者がしないことをすると非難されているのをご存知か。この団体は必ずしもイスラムを代表するものではない。

A そこまで存じ上げておりませんでした。失礼しました。そのお話を聞いて、もし日本で勉強したいという方がいらっしゃいましたら、私が全力で守り、私のうちでしっかり勉強していただけますことをお約束いたします。

Q ロシア国営テレビです。3日間で日本政府から何か連絡はありましたか。

A まったく日本政府からはございません。

【声明】
私の得意分野は子供の教育と医学です。多くの外国人記者のみなさんにお集まりいただき感謝に堪えません。日本国民、諸外国のみなさんに、健二が大変ご迷惑をおかけしていることをお詫びし、二度とこのようなことをさせないために教育し直さなければならないと思います。3日間、ただただ泣いているばかりでした。健二はいつも「戦地の子供たちの命を救いたい」と言っていました。だから友人を助けるために行ってしまったのです。健二の報道の特色は、中立な立場で戦争報道をしてきたと信じています。イスラム国のみなさんに申し上げます。健二はイスラム国の敵ではありません。人類の友としてお役に立てる人間だと思っております。日本は戦争をしないと憲法9条に誓った国です。もう一度申し上げます。日本はイスラム教諸国の敵ではなく、友好関係を保ってきた国だと信じております。世界のみなさん、それぞれの知恵をお互いに披露しあってもっともっとすばらしい地球にしていただきたいと思っております。日本は唯一の被爆国です。アメリカによる原爆投下で数十万人が亡くなりました。あと残された時間はわずかです。日本政府のみなさんも反省すべきは反省し、国民と一体になって、そしてまたイスラム諸国と一緒に育てていく、学ぶ点があるなら、戦力よりも持っていきたいと思います。私にそのような場が与えられれば、私は命に代えても、イスラム国のお子さんにも接していきたい。健二は自分のために行ったのではない。そういった健二の気持ちも、健二の活躍も、子供たちへのお手伝いもさせていただくように、イスラム国のみなさんにもお願いしたいと思います。

残された時間はわずかです。日本政府のみなさん、健二の命を救ってください。イスラムの方々が日本で学びたいときは、私の家を宿にしてください。

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Toshiaki Kanda