ツルハホールディングス3391>時価総額 4997億円
http://www.tsuruha-hd.co.jp/
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=3391.T&d=1y
ポイント付与による来店促進
毎月1日10日20日は、5パーセント還元
これは売上が5パーセント減ったとしても、その日の来店の広告宣伝費として考えられる。
売上が減ったとしても、それはポイント上のことなので、退蔵益として、使われるまでは売上のままだ。
また、その売上減少分は、「退蔵益−未来の売上値引」なので、行使されてはじめて、広告宣伝費扱いだ。
ツルハポイント+楽天ポイントの二重取り
まずは、ツルハのポイントが貯まると同時に楽天ポイントも貯まるというのがこの戦略のポイントだ。
ツルハポイントは、500ポイントで500円の商品券で行使することができる。
1295円の買い物で64ポイント(1ポイント1円)なので、5パーセントの還元なので、レートは非常に高い。また、かといってツルハの実質購入価格が高いかというと、付近にあるtomosやドン・キホーテと大差がないからツルハドラッグのカスタマーとなったほうがお得だ。
同時に楽天ポイントは、1295円で、6ポイントなので、換金率は0.5パーセントだ。
しかし、これはよく見ていただくとわかるが、楽天ポイントを1398円分使って支払っており、なおかつポイントが0.5パーセント還元されているのだ。
つまり、ツルハポイント5パーセント+楽天ポイント0.5パーセントで5.5パーセントの高還元率となる。
ロイヤリティーカスタマーへのポイント還元
※毎月5のつく日には、ポイント2倍 3倍
※年間10万円以上の買い物のゴールド会員はポイント2倍
※年間20万円以上の買い物のプラチナ会員はポイント3倍
大量に購入されるロイヤリティーカスタマーへはポイントを倍増。
それによって、ロックイン効果がさらに高まる。
年間10万円は12ヶ月で考えると、8333円。
1週間で2083円。
医薬品だけではなく、シャンプーや歯磨き、洗剤に、サニタリー用品、などをひっくるめると達成できるレベルだ。
何よりも、ゴールド会員は、絶対に他で買わなくなるだろうし、5のつく日にしかこなくなるので、KPI効果が目に見えてわかりやすい。
まずは、年間10万コースで、5パーセントの還元率を10パーセントの還元率にあげることを目標としよう…。あらら、完璧にツルハの戦略にハマってしまった…。
楽天ポイントカード加盟
2016年8月16日より、楽天ポイントカードが使える、貯まることとなった。
楽天ポイントが、2016年から順次、サンクスがファミマと合併したことにより、使えなくなるので(ファミマのTポイントで統一するため)、楽天ポイントをリアル店舗で使える店として、ツルハでの利用があがることが期待できる。
http://point.rakuten.co.jp/rpointcard/partner/tsuruha/
楽天アフィリエイトによる税金が介在しない生活環境
当然、このブログの読者だとお気づきだろうが、楽天の広告も入っているので、筆者にはその広告収入が、キャッシュではなく、楽天ポイントによって支払われている。しかし、そのポイントをツルハでポイントで精算すると、どこにも現金が介在しないので、税金という名の空気抵抗がまったく介在しないポイントという仮想通貨で生活することができるのである。
ブログの記事を書いて、楽天ポイントを得て、ツルハでブツブツ交換し、また、楽天ポイントが0.5パーセント還元されるという仕組みだ。
当然、楽天ポイント分をツルハは楽天から仕入れているからそのようなことができる。
今後はTポイント付与と全面衝突となるからこの、TとRとの闘いは熾烈化していくことだろう。
問題はRポイントがブログからたまりやすいのと比較するとTポイントはTSUTAYA以外のアフィリエイト先がないから、まったくたまらないことだ。ヤフーという最大の提携先がありながらも、アフィリエイトによるポイント付与戦略がワークしていない。
Tポイントアフィリエイト
http://affiliate.tsite.jp/
楽天ポイントアフィリエイト
http://affiliate.rakuten.co.jp/guide/
使えるリアル店舗の多いTポイントか、貯められる機会が多いRの楽天ポイントか?
近い将来、RとTのどちらも相互乗り入れなんて時代は、永久にやってこないので、系列店が大きく別れることだろう。
Tポイントのアフィリエイト
楽天ポイントのアフィリエイト
楽天は、楽天を最後にみた時の商品をクッキーが覚えて、ブログ読者ごとの商品を表示する。どちらがアフィリエイトとして優秀かは明確だ。