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2兆円のテレビ市場VSネットフリックス

ビジネスジャーナルの記事とても秀逸でデータがとても参考になるのでピックアップしてみた

2兆円のテレビ市場、本当に消失するかもしれない 快適すぎるネットフリックスの驚異

❏アメリカ国内でのネットフリックス加入者は4230万人※2015年6月時点
❏全世界50カ国で計6560万人
❏1つは、ドラマや映画を見ていても途中にコマーシャルが入らないこと
❏2つめに、お薦めの番組コンテンツをレコメンド
❏3つめが、価格がCATVの半額ですむ
❏ネットフリックスの時価総額は520億ドル
❏ネットフリックスが主にアメリカで上げている年間純利益の276倍
❏WOWOWの時価総額は8月時点で約1000億円、スカパー!で約2000億円
❏アメリカ国内でのネットフリックス加入者は4230万人だが、同国内ではほとんどの世帯がCATVに加入している。これらをすべてネットフリックス、ないしは競合する同等のサービスが駆逐してしまったとすると、動画配信事業者全体でアメリカの世帯数と同じ1億2000万くらいまで加入者を延ばすことができる可能性
❏日本に当てはめると、5200万世帯分の潜在市場が存在する
❏ネットフリックスのような月額1000円レベルの動画配信サービスに加入すると、その売り上げ規模は6000億円
❏2兆円市場といわれる地上波テレビがどうなるかという問題
❏日本ではフジテレビと提携してサービス開始当初にはフジの『テラスハウス』などの人気コンテンツが先行配信される
❏コマーシャルの前後で同じ映像を二度見する必要がなくなる
❏現在の2兆円のテレビ市場は、ネットフリックスともう1~2社の寡占状態になった動画配信事業者が形成する6000億円市場との本格競争になる可能性がある
❏テレビとコマーシャルという一大産業が日本から消失する可能性がないとはいえない
❏月額980円のアップル・ミュージックに加入した知人によれば、もうCDを購入する世界には戻れない
❏月額400円の「dマガジン」(NTTドコモ)に加入して150誌以上の雑誌が読み放題になって以降、店舗で雑誌を買うことがなくなってしまった。
❏「週刊文春」(文藝春秋)も「週刊現代」(講談社)も「AERA」(朝日新聞出版)も「週刊SPA!」(扶桑社)も定額
http://biz-journal.jp/2015/08/post_11311.html

「トランスフォーマー」「ハンガー・ゲーム」…人気作がネットフリックスから消える 独自制作に軸足で契約打ち切り

❏AP通信や英BBC放送などの欧米メディアによると、ネットフリックスは2015年8月30日に声明を発表。5年間で10億ドルを支払い、今年9月末までエーピックスEpixのコンテンツを配信できることになっている契約を更新しないことを明らかにした。
❏エーピックスは、パラマウント映画やMGM、ライオンズゲートというハリウッドの大手映画会社が設立したケーブルテレビ局(加入者950万人)で、各社が保有する映画やドラマのほか、ボクシングや総合格闘技などを放映している。
❏一方、ネットフリックスは米人気俳優のブラッド・ピットさん(51)と提携し、アクション大作映画の制作を発表するなど独自コンテンツに注力している。
❏今回の決定について、BBCは「膨大なライブラリーより高品質で贅沢(ぜいたく)な作品に軸足を移した証拠。誰もが喜ぶようなコンテンツではなく、プレミアム感のあるコンテンツを求める人々を喜ばそうとしている」とする専門家の意見を紹介した。
❏ネットフリックスの強みは独自制作した作品の提供だ。お笑い芸人、又吉直樹さんの芥川賞受賞作品「火花」を映像化し配信する考えだ
❏ 民間放送が無料で見られる日本でどこまで広がるかは不透明だ。最低料金を月650円(税抜き)と米国より抑えており、リード・ヘイスティングス最高経営責任者(CEO)は「手を出しやすい価格帯と質の高いコンテンツがあれば受け入れられるのではないか」と語った。
❏国内ではすでに「dTV500円」や「http://www.hulu.jp/(フールー)930円」などがしのぎを削っている。カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)子会社も8月、動画配信サービスを見放題に刷新「TSUTAYA TV」したほか、アマゾンも1カ月当たり325円の低料金でサービスを始める意向だ。
http://www.sankei.com/premium/news/150905/prm1509050022-n1.html

※他にも「U-NEXT 1990円」

現在、ボクも、Netflixの料金が、一ヶ月間無料なので試用してみている。料金も同時4アカウントでアクセスできるプランで体験している。デバイスが多彩に対応されているので、離れている家族であっても日本国内であればどこでも使えることとなる。これって大きな家族内利用で考えても4世帯が利用できる。契約形態が家族とみなされればの話だが…。
ある意味、個別の家族がCATVや有料放送を3000円で契約しているならば、同時4アクセス可能な1450円ならば、一世帯あたり、362.5円というように考えることができる。つまり、アカウントに紐づけて、知人でシェアという違法行為も簡単に考えられる。

さらに、Netflixを見ている限り、コマーシャルに時間を割かれることはないので、視聴スタイルは大きく変わる。契約料金の安い旧作中心からオリジナルドラマを製作し、映画監督や映画俳優を起用するなども新たなコンテンツビジネスの幕開けとなった。ブラッド・ピットも出演するなど話題も豊富だ。

2兆円市場の日本のテレビ局はたかだか600台のピープルメーターがはじき出す視聴率で運用される。しかし、Netflixのようなビッグデータ分析型のモニター占有コンテンツプラットフォームが登場した時には、いかに番組内でCMをインストールするしか方法がなくなる。
生活グッズからガジェット、ファッション、クルマ。主人公がやたら、製品をべた褒めするようなプロダクトプレイスメント、ドラマが現れてもおかしくはなくなるだろう。
かつての『トゥルーマン・ショー』の世界がやってきそうだ。

 


レンタルビデオ屋がまさかのテレビ局を脅かす時代になるとは誰が想像しただろうか?
REED HASTINGS リード・ヘイスティングCEO Netflix

ヘイスティングスによれば、Netflixが大ブレイクを果たしたのは設立の13年後だという。2010年のことで、この年Netflixは初の国外進出となるカナダでの動画配信サーヴィスに参入したのだ。それまでNetflixが提供するサーヴィスはオンライン注文の宅配DVDレンタルと動画ストリーミングの2本立て方式だった。だがカナダでは、不安を抱きながらもあえて動画ストリーミングに市場を絞った。
「あのトロントでの1日は忘れられない」と、アムステルダムのNetflixオフィスでヘイスティングスは言う。「丸1日デモに駆け回っていたので、カナダでの初動登録者数がどのくらいかまったくわからなかった。夜になってようやく知ることができたんだが、予想の10倍だったよ。驚いたね。『いけるぞ、ストリーミングは当たりだ!』と思ったのを覚えているよ。わが社がグローバルな大企業に発展していく出発点になったのがあの日だった」
その後、ヘイスティングスはストリーミング配信にNetflixの社運を賭けた。1年後、デジタルの収益が150億ドルに達し、ラテンアメリカ、カリブ海地域に進出を果たす。2012年には英国、アイルランド、スカンジナヴィア諸国がそれに続いた。
http://wired.jp/special/2015/netflix/

テレビはチャンネルからコンテンツプラットホームへのボタンへ?


❏ストリーミングサービスが普及しているアメリカでは、ブルーレイプレーヤーもストリーミングサービスに対応しています。
❏アメリカで販売されているソニーのブルーレイプレーヤーはNetflixやHulu、Vuduなどの動画ストリーミングサービスに対応
❏家電量販店ベストバイの店頭POP。Netflixに対応しているかどうかではなく、何種類の動画ストリーミングサービスに対応しているか(チャンネル数)が決め手になっている

http://ascii.jp/elem/000/000/992/992344/#camp

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