海外の「アンダーカバーボス」の日本語版がNHKのBSでやっている
http://www.wowow.co.jp/extra/boss/
覆面リサーチ ボス潜入
http://www4.nhk.or.jp/P3531/
毎週木曜 午後9時~10時
毎週土曜 午後6時~7時(再)
過去の放送
http://www4.nhk.or.jp/P3531/3/
しかし、この番組、企業名が出ないと面白みが伝わらない…。
under cover the Boss
武藤潤社長、「エッソ」「モービル」「ゼネラル」のガソリンブランドの社長だ。
東燃ゼネラル石油株式会社 代表取締役社長 武藤潤
http://www.tonengeneral.co.jp/
社長が潜入して、末端の仕事で、自社の現場の環境から改善に取り組むという番組。
海外版の「アンダーカバーボス」では、自社の社名がしっかりと登場するが、さすがはNHK自社のロゴはちらっとしか見えない。
当然社名も登場しないし、紹介もされない。
視聴者は、どこの会社か気になるだけだ…。
実際の社長が出演し、1週間近く本来の社長業を離れてまで、自社の現場を体験する。たとえ、演出があったとしても、密着したものしか放映されないというセミドキュメンタリー番組だ。しかもBSという番組枠だ。
出演メリットは、やはり社内で共有するための社内報的な役割くらいしか見当たらない。優秀な店舗を紹介し、DVDで配布するというようなインナー向けの教育には使えるかもしれない。
この番組のシリーズのテーマは、社長が偉いのではなく、それぞれの持ち場のプロフェッショナルがえらく、そこで社長が改善できうる生の姿を知るという気づきだ。実際に、潜入体験したからこそ見えてくるメリットもあるのだろう。
しかし、「アンダーカバーボス」もそうだが、社長と明かさないまでも、社内広報から研修生を密着で番組にするということで、出演する側がこう見せたいという意図は最初からそこには存在している。ある意味、企業の宣伝がくりひろげられていると考えたほうが良い。
そう考えれば、なおさら、社名が登場しない日本版の「アンダーカバーボス」、『覆面リサーチ ボス潜入』は何の為に見させられているのかずっと???であった。
なんといってもこの番組のハイライトは、後日、現場のスタッフが本社にきて、社長と対面する瞬間だ。
うーん、ヤラセなしなんだろうけど…、少し、ありきたりなエンディング…。
米国の創業社長のようなダイナミックな人事抜擢を期待していたんだけど…現実はそこまで甘くない。
大手企業の社長や役員「ボス」が、素性を隠して自社の現場に潜入、会社の課題や誇れる人材を発見。その後、共に働いた従業員を本社に呼び、正体を告白、課題解決策を提示する。日頃あまり目立たない現場の従業員たちがヒーローになる、痛快ファクチュアル・エンターテインメント。イギリス発海外人気番組の日本版シリーズ!7回目は石油・エネルギー会社。巨大グループの社長が変装し、慣れない接客仕事に苦戦。ラストの告白に涙。
情報源: 覆面リサーチ ボス潜入 – NHK
仕事の指示は具体的に出してはいけない。必要なのは、ゴールを共有すること。それができれば、あとは現場に任せればいい。
東燃ゼネラル石油 武藤潤
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/39457
「仕事は何のためにするか」言える人 -右腕にしたい人材の条件【東燃ゼネラル石油 武藤 潤社長】
http://president.jp/articles/-/13860