会話だけで「うつ病」と判断されて薬漬けはもう古い!83,000個の脳をスキャンしてわかった精神病の正体

脳をスキャンして、病気の状態を判断するという方法。極めて当たり前。

会話だけで診断されて、薬漬けになってしまう日本の精神病医療にもスキャン治療で病気を可視化できるようにすべきではないだろうか?

精神病の診断のほとんどは精神科医が患者と話すことで診断していますが、それだけでは不十分だとダニエル・アーメン博士は語ります。93か国、8万3000人もの脳をスキャンしてきた彼は、トラウマによって脳に損傷が起きることを発見します。アルツハイマー、認知症、てんかん、ADHDの脳の状態もスペクトイメージングによって確認することができます。博士の研究によって、従来の精神科では一括りにされてきた「うつ病」も、患者達によって脳内の実態は様々であることがわかってきました。「心の病」に脳からアプローチする、新たな治療法の可能性を語ります。

http://logmi.jp/11687?pg=1

話すだけで診察する精神科医はナンセンス

精神科医は今でも、イメージングなしでは、アブラハム・リンカーンの話で人々が感銘を受けていた19世紀当時と同じ診察法、すなわち人と話すことで「症状群」を見ようとします。

考えてみてください。実際にそれぞれの専門医療を見ている、心臓専門医、神経科医、もしくは他の医者たちは、精神科医は”推測者”だと見ています。イメージングが無い頃、私はいつも患者に恐怖心をいだき、そして暗闇に投げ込まれた感じを抱いていました。精神科での治療に用いられる薬の多くがブラックボックス警告(副作用を伴うリスクがあると伝える、もっとも強い警告)を持っているのには理由があります。もし間違った人にその劇薬を与えたら、あなたには災難が降りかかるでしょう。撮られたイメージングは多くの大切な教訓を教えてくれます。例えば、ADHDのような病気 不安、鬱病、そして薬物依存は、決して単純な脳の障害などではありません。それぞれには様々なタイプがあります。photo9_R例えば、これは2人の鬱病と診断された患者のもので、実に違う脳だったんですが、同じ症状を持っていました。一人は本当に脳は活動的ではなかったのですが、もう一人の脳は活発的でした。もし実際、症状における個々の脳の治療を行わないとするなら、我々は彼らのためにいったい何をすればいいのでしょうか?イメージング作業はまた、軽度のトラウマになった脳の損傷が、人々の生活を壊す精神的な病気の主要な原因であるということを教えてくれます。そして実際にそれを誰も知らないのです。なぜなら精神科医は一時的な症状の問題として見ているからです。不安から鬱病、そして不眠症でも。彼らは本質的な解決法を知ることができません。

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「精神保健指定医や精神科専門医を標榜している医師を選んだほうがいい。メンタルクリニックの医師が皆、精神科の研修を受けてきたとは限らないから」
http://healthpress.jp/2015/10/post-2052.html

2013年のhonzベスト1は、「精神医療ダークサイド (講談社現代新書)」

http://honz.jp/37565

性感染症と虚偽診断、数千人規模「新宿セントラルクリニック」
歯医者でも、接骨院でも、長く通わせようとされていたことは、他の院に行くことで判明することでわかる。また、誤診の可能性もあるので、医者は常に、比較するためにも、セカンド、サード、オピニオンを作っておくべきだと思う。特に、命に関連する癌などの疾病も、投薬治療の前に他の施設での精密検査をすべきだ。
https://4knn.tv/sexually-transmitted-infections-and/

神経科学者が自分の脳を調べたらサイコパスだったことが発覚

神経科学者のジェームズ・ファロン氏は、精神病質(サイコパス)の脳の構造上のパターンを探していたところ、なんと自分が精神病質の脳の持ち主であることが判明。その後、自らを研究材料に、精神病質と犯罪性との関連性を研究した結果を発表しています。

http://gigazine.net/news/20131129-psychopath-neuroscientist/