オトナの対応には、まだまだだろうけれども、子どもたちの質問くらいには、瞬時に答えてくれそうだ。
子供は、どうして? なぜ? の質問の天才だ。
いくら答えても、つきない なぜ? や どうして? に親は、もう勘弁してくれ!と思うシーンが多々ある。
しかし、このIBMの人口知能とネット接続しているWatsonならば、瞬時に膨大なネット情報から見事な回答を与えてくれることだろう。
このロボットを相手に学習していく、底なし沼の子供の知的欲求が、教育を変革させると思う。
歴史について、世界について、宇宙について、科学について、芸術について、
小学校でも大学生レベルの知識をみにつけた、「インテリジェントなガキの時代」がやってくる!
Elemental Pathというスタートアップがスーパー人工知能、IBM Watsonシステムを利用した子供向けスマートおもちゃを開発している。可愛らしい恐竜スタイルのおもちゃは子どもたち一人ひとりを記憶し、複雑な会話を交わすことができる。子どもたちが成長するのに合せて自らも変化する。CogniToysと名付けられたプロダクトは高度な音声認識能力を備え、子どもたちと会話しジョークを飛ばし、多種多様な「何?」、「誰?」、「なぜ?」、「どうやって?」などの質問に答えることができる。
CogniToysは現在Kickstarterに登録され、量産開始のために5万ドルの資金を募っている。
共同ファウンダーのDonald Coolidge、JP Benini(この2人元Majestyk Appsのエンジニア)とArthur TuはIBMが主催したWatsonを利用するプロジェクトのコンテストで優勝してWatsonテクノロジーへのアクセスを認められたたのを機にElemental Pathを創業した。
共同ファウンダーはいずれもまだ子供がないが、「インターネットに接続したスマートおもちゃ」が子どもたちを楽しませると同時に有益な効果を挙げると信じている。
CogniToysの恐竜はまだ初期プロトタイプで、3Dプリンターで出力されたものだが、量産時にはLeapFrogタブレットのような柔らかい合成ゴム素材となるという。 全根面に大きなボタンがひとつだけ設けられており、これを押すことで対話がスタートする。