ボクの人生にとって、最大の脅威であり、ライバルは「インターネット紀元後」世代の人たちだ。今後、このインターネット紀元後の社会で、生きていくには彼らとの共存がとても重要だと考えている。
ナナロク世代(1976年以降生まれ)と呼ばれる現在、32才以下の人たちは、プリミティブなインターネットを大学時代で体験し、同時にウインドウズ95
を大学時代に迎えている。現在の主流のITベンチャー企業家も、この世代から多く輩出されている。このナナロク世代以降の世代の人たちを、ボクは「イン
ターネット紀元後」と名づけてみた。
いままでの「インターネット紀元前」生まれの人は、すべての人が大人になってから、インターネットの洗礼を受けている。いうならば人格が形成されて
から、仕事や興味、遊びをインターネットの世界に託してきた。しかし、もう30年以上もネットのない世界で生きてきているので、人間は最終的に「アナロ
グ」であるという絶対的な確信を持っているはずだ。しかし、最近は「アナログ」が絶対的であるとはいえなくなるシーンが多々登場するようになってきた。