スポットCM収入、最大15.2%ダウン!


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◆民放キー局の2008年度第1四半期決算(単位億円、カッコは前年同期比)

                  売上高     スポットCM収入
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日本テレビ   694(▼3.7%)   262(▼ 9.0%)
T B S        697(△1.4%)   236(▼15.2%)
フジテレビ   889(▼9.1%)   324(▼12.6%)
テレビ朝日   565(▼2.0%)   245(▼10.6%)
テレビ東京   269(▼4.1%)    66(▼10.3%)
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出所: 2008.9.23付朝日新聞33面

QY1 売上トップのフジテレビで、
売上前年比で9.1%もダウン。
スポットCMでは、12.6%もダウン。

QY1 売上2位のTBSでは
売上を1.4%上げたものの、スポットCMは15.2%もダウン。

スポットCMが落ちるということは、当然、テレビ番組制作費のコストも同様に落ちてくる。

どおりで、制作費を抑えられる、お笑い芸人ばかりのバラエティ番組が増えてくるわけだ。

しかし、スポットCMの出稿量も同様に落ちてくるので、お笑い芸人たちの最大の収益源ともなる、CM出演機会も減るというデフレ現象に大きくテレビ業界が包まれている。

マスメディアの広告価値を、本当に考えなおすべき時が来ていると感じる。

CMの作り方、伝え方、見せ方、著作権、肖像権、いろんな意味で考えなければならない。

CMのCMとかで浮かれている場合ではない。

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