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※ この記事はタイアップ記事です。
楽天のKobo Gloをモニターで入手した!
http://bit.ly/VmGue4
楽天のKoboを触るのは、初めてではない。
以前に、kobo touchを購入して、インストールするのに3時間以上かかった経験がある。
あの悪夢は二度と思い出したくない…。
夜間にkoboを読むためにLEDライト「koboクリップ型リーディングライト」も購入したが、今回のkobo gloは、照明ライト機能があるので、このリーディングライトは不要となるはずだ。
さあ、パッケージの開封だ!
【スタートアップマニュアルの充実】
まず、最初に驚いたのが、マニュアルの充実だ!何よりもパンフレット(スタートアップマニュアル)が、48Pもある。
これは初めて購入するユーザーにとっては(当たり前の事だが)、とてもありがたい!
以前の悪夢とは雲泥の差である。楽天は前回のローンチの失敗を見事にカバーしてきている。このあたりの楽天の対応力は見なおした。
実際に、ボクはほとんどマニュアルを読まないが、セットアップに困った時に、紙のマニュアルがあるかないかは大きな差となる。当然、このマニュアルを電子書籍化するアイデアもあっただろうが、機器の設定中に際しては、本体以外でマニュアルが読めなくては意味がない。だから、アナログのマニュアルは絶対に必要だ。
しかし、すでに、紙の類をできるだけ少なくしたいセットアップ後の現在の身となれば、このマニュアルも電子書籍と無料でダウンロードできるようにしておいていただきたい。万一の時に、深くしまいこんだマニュアルを探す時間がもったいないからだ。電子書籍は、居住スペースそのものにも変革をもたらしているからだ。
【フロントライトは24時間どこでも読書を実現】
kobo touch からのkobo gloになって一番良かった事は、当然のことながら、フロントライトが内蔵されていることだった。これは、夜間にかぎらず、薄暗いところでの読書を快適にしてくれる。
いや、むしろ、紙よりも白く読みやすく読めるので日中でも手元にあるだけで反射光の読書とはまったく違った読書体験が得られる。
従来のアナログ本、アコースティック本での読書は必ず、光源を必要としていたが、このフロントライトのおかげで本当にどこでも読書が可能となった。
また、フロントライト読書中は、常に光量を指先で調整できるところがありがたい。これを一度、設定に戻って、ライトの調整をするとなるとイヤ気がさすが、見事にフロントライトはいつでも、自分の環境に応じて前面で調整できる。
些細なことだが、コートのポケットにkobo gloを忍ばせておくだけで、数十〜万冊の書籍を選んでポケットから取り出して読書をすることができる。人は平均一生の間に100冊の本を読むというが、電子書籍の登場によりその数は一桁は上がるのではないかと思うくらい、読書の体験が変わり始めることだろう。
例えば、映画館での次の上映までの待ち時間や知人と待ち合わせ場所に早く到着した時、今までなら、ニュースサイトやSNSで時間を潰して浪費していたが、kobo gloがあるだけで、夜間の夜道でも瞬時に読書をスタートできる。電車の中で立ったままの時間でさえ、活字を追いかけるという知的な冒険の時間を過ごせるようになった。読書は人を成長させる一番効率のいいメディアだ。
その機会がポケットから取り出すだけで得られるのだ。しかも、同時に多くの本を多読でき、読んだところから読書をすばやく再スタートできる。アナログ本であれば外出時に何十冊も持ち歩く人はいない。
さらに、PCやタブレット端末とちがって、圧倒的な電池の持続時間。PCやタブレット、モバイルルーターであれば毎日、帰宅すれば必ず、充電という儀式を行わなければ、翌日は一日中後悔することとなる。
kobo glo(Eink)はそんな読書のスタイルを一変してくれた。ほとんど、充電することさえ忘れさせてくれる日々を過ごすことができるからだ。
【読書スピードの向上】
電子書籍をしばらく手にしていると、自分の読書スピードが格段と向上していることがわかる。
読書は本をささえる手と、ページをめくる作業が必ず必要であった。
見開き2P毎に、一度ページをめくる作業をボクたち人類は、生まれた時からずっと繰り返してきた。実際には、「めくる」といっても、指の先で一枚ずつページの厚さをはかり、摩擦力を調整し、かつ、読むスピードに対してページをめくってボクたちは生きてきた。これは機械でもかなり高度なワザだ。
電子書籍リーダーに慣れてくると、この本をめくる作業がいかに非効率だったのかがわかるようになる。片ページで読み進めるので、実際には両開きよりも、非効率に見えるのだが、ポンポンとクリックするだけで、ページが変化し、本が読み進められるようになることにある種のリズムによる高揚感が芽生えてくる。
ランニングでいうとランニング・ハイな状態だ。それが、このサイズと価格 で実現できるのだから、
前回のkobo touchが185g 今回のkobo gloも185g ライトが搭載されて同じ重量である。
6インチE ink Pearlディスプレイ 16階調グレイスケール
758×1024
114mm 157mm 10mm
kobo glo と kindle papaer white 3G と比較してみた。
【kobo glo VS kindle papaer white 3G 】
1. 片手で持ちやすい。←これ、とても重要なポイント!
koboは横114mm 重さは185g
kindle kindle papaer white 3G の横は117mm 重さは213g このたったの3mmでも片手で長時間読書するとなると大きな差を生み出す。重量の28gの差よりも、この横幅の3mmのほうが気になるから人間って不思議な動物だ。
男性の手のひらで握ってみるとこの3mmの差は大きい。厚みは1cm近くあるので、手のひらの第一間接がまわるか回らないかで持ち方が大きく変わるからだ。当然、女性は手のひらで握るのではなく、ディスプレイの枠を掴んで読書するという読み方になるので、重量がさらに気になるところだろう。
キンドルだと、親指が少し余ってしまう感じの握りポジション。
kobo gloだと男性の手であれば、親指も第一間接がひっかかる感じ。たったの3mだけど、厚みが片手で持つと1cm
+1cmあるので、握った感覚はかなり違う
2. 2GBの本体メモリだが、マイクロSDでストレージが無限大になるところ。
kobo gloの特徴は、マイクロSDのスロットがあり、kindle PWと違ってストレージが無限になるところだ。kindleはamazonで購入した本はいつでもクラウドサービスとしてダウンロードできるが、Wi-Fi環境が無い時には、2GBのメモリを超える場合はお手上げになってしまう。だから、当然、kindle PWを購入するならば3Gモデルだ。しかし、kobo glo7,980円に対して、kindle PW3Gは12,980円と価格差は162%となる。
ちなみに、32GBのマイクロSDカードは、現在amazon.co.jpではマイクロSDHC32GBは1480円!本当にすごい時代になった。
2GB本体で約1000冊の書籍収納が可能とすると、32GBのマイクロSDHCだと、
16,000冊収納できる書棚とその書棚がおける空間が1480円で手に入ることとなる。これは手の中に図書館を持っているに値する。しかももう一枚買えばさらに16,000冊のストレージが得られる。しかし、500円の電子書籍を16,000冊買えばそれだけで800万円だから、32GB一枚持っていれば、一生電子書籍の置き場に困ることはないだろうw。
【PDFリーダーとしてのkobo glo】
電子書籍だけでなく、ポケットにはいるPDFリーダーとしてのkobo gloの使い方も考えられるだろう。タブレットのように電池の消耗を心配する必要がないからだ。
ただ、PDFを直接kobo gloに表示させても、その最適化されていない表示に愕然とすることだろう。そう、PDFを最適化する必要がある。
Macの場合は、
Automatorでkobo Touchに最適な画像サイズに変換&cbz化するワークフロー
Windowsの場合は、ChainLPでPDFを最適化すると、容量も節約でき軽快なサイズとなる。
【平日限定17:00からのタイムセール】
これは楽天らしい半額タイムセール!
思わず、電子書籍の半額タイムセールはチェックしたくなる。しかも夕方の17:00から朝の10:00までだから夜になれば平日であれば気になる本が限定だが半額で買える。これは、再販制度で縛られている本ではできない新たなビジネススキームであろう。
ファースト・インプレッションはざっとこんな感じだ。
しかし、良いところばかりではない。
kobo のソーシャルリーディング機能や、ハイライト機能やメモ、全体にわたって、入力のモッサリ感はまだ残っている。
特に、指先でなぞってハイライトを残す時には、かなりの意識の集中が必要だ。ページをまたがった場合のメモなどもしたい時が多々あるが、現在は非対応。
ソーシャルメモに関しては、ツイートやfacebookにアップした時に、メモそのものよりも、本の売り場のランディングの方が大きく、ソーシャルで共有しにくいところがあるので改善する余地があるだろう。
ただ、ソフト上のUIなので、改善は期待できると信じたい。