2月11日「建国記念の日」と「建国記念日」の違い?

どっちでもいいような話だけど、ちょっと気になった…。
…というか、今日が祝日だということを、ほんのさっきまで気づいていなかった…。
普通にアポイントもはいって、会合もあるし…。
祝日休む人、休まない人、いろんな多様性が必要なのかも…。

また、青年会議所の調査では、日本人が建国の日を2月11日を認識しているのは2割ということ。

さて、この「建国記念の日」
は、日本書紀による神武天皇の即位式 紀元節(きげんせつ)が旧暦の1月1日であった。これを太陽暦で換算すると紀元前660年2月11日。これが「紀元節」となった。

1889年(明治22年)2月11日に大日本帝国憲法が発布され、これ以降、憲法発布を記念する日となる。1947年5月3日に日本国憲法が施行。憲法記念日となる。

1966年(昭和41年)に、「建国をしのび、国を愛する心を養う」という趣旨の「建国記念の日」を定める国民の祝日に関する法律の改正が成立した。 その際「紀元節」から「建国記念の日」に改正。

そして、「建国記念日」ではなく、「建国記念の日」なのか…
これは、日本書紀による神武天皇の即位式があいまいなので、明確な記念日ではないからだ。
だから、明言するのではなく、「建国記念日を祝う日」なので、「建国記念の日」なのだ。

しかも、謙虚なのが…

「建国をしのび」

「国を愛する心を養う」

という極めてパーソナルな事に驚いた。

「建国をしのび」はおそらく英訳できない。

忍ぶは…
1 つらいことをがまんする。じっとこらえる。耐える。「恥を―・んで申し上げます」「不便を―・ぶ」
2 自分の存在や行いを、人に気付かれないようにする。外から見えないようにして身を置く。隠れる。「人目を―・んで通う」「―・ぶ恋」「世を―・ぶ」「物陰に―・ぶ」

なんで、建国をがまんするのか?ということになってしまう(笑)

しのぶには、ひっそりと思うの意味があるからだ。

また、「建国を祝いなさい」ではなく、「国を愛する心を養っていただく日」なのです。

うん、日本人の心って素晴らしい!

安倍晋三首相は10日、建国記念日を11日に迎えるに当たりメッセージを発表した。「国民一人ひとりが先人の努力に思いをはせ、さらなる国の発展を願う国民の祝日だ」と強調。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015021000760