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http://www.nikkei.com/article/DGKDZO68016900Q4A310C1TJC000/
横浜市に出店した初の小型食品スーパー「ローソンマート」2013年2月OPEN
2016年度末までに東名阪を中心に新たに500店舗を出店する。
ローソンマートは2005年より展開している「ローソンストア 100」(以下、ローソン 100)の“進化型”の店舗 「ローソン 100」の約1.5~2倍(60~70坪程度)に拡大し、通路幅を広く確保した。また、取扱商品は約3800から約5000~6000に増やしていく。
「節約」と「ちょっとぜいたく」の二極化ニーズに対応した価格設定にしている。NB商品(ナショナルブランド)については、大手スーパーの価格を意識して設定していく。既存のローソンよりも、1~2割ほど安くなる
2013年、コンビニは4500店ほど出店。
「ローソンマート」は生鮮品を充実させているので、コンビニよりも高い客単価を考えている。客単価は700円、1日の客数は1000人を予想している。「ローソン 100」から「ローソンマート」に転換するのは、3~4割ほど。「ローソンマート」の結果を見ながら、今後はマートを増やしたほうがいいのか、それとも100を増やしたほうがいいのか――といったことを検討していく。
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1402/18/news108_2.html
65歳以上の高齢者は昨年、3186万人となり初めて総人口の25%を超えた。
2015年は一人暮らしの高齢者数が600万人を突破する見通しだ。
胃袋も買い物袋も小さくなる。「街の姿も変わる。それに合わせる」
(新浪剛史ローソン最高経営責任者)
高齢者の行動範囲は徒歩だと500メートル
農水省の調査では自宅から生鮮品を扱う店舗までの距離が
500メートル以上の人口は4,400万人、高齢者だと970万人にもなる。
高齢者に限らず、時間に制約される子育て・共働き世帯でも不便を感じている。
食品スーパーまでの距離は平均1キロ強だ。
通信の世界では企業と生活者をつなぐ最後に残された距離、「ラストワンマイル(1.6キロ)」が
勝負の分かれ目といわれた。小売りの世界はもっと短い「ラスト500メートル」だ。
数年前まで飽和が指摘されていたコンビニ業界。それが一転、セブン―イレブン・ジャパン、ローソン、ファミリーマートの大手3社が過去最高水準の出店に踏み切っているのは、徒歩圏内に鉱脈があることを再認識したからだ。
約5万店あるコンビニに対し、大型スーパーは約5,000店。
市場規模では衣料品なども取り扱うスーパーに及ばないが、物理的に生活者に最も近い存在はコンビニだ。
高齢化と女性の社会進出という大きな流れ。大型店では社会の要請にこたえられない。いかに500メートルの中に入り込めるか。玄関先にあるコンビニのような小型店の集積がニッポンを支える時代だ。
(編集委員 田中陽)http://www.nikkei.com/article/DGKDZO68016900Q4A310C1TJC000/
大艦巨砲の「ワンストップ・ショッピング」から「シビル・ミニマム」
オムニチャネルショッピングが広がれば、それが一段と加速して消費が近隣商業施設に集中し、「ワンストップ・ショッピング」を売物にして来た巨大SCなど閑古鳥が鳴くようになるのかも知れない。
そんな時代になれば「ワンストップ・ショッピング」は死語になり、替わって遠く忘れ去られていた美濃部都政時代(70年代)の「シビル・ミニマム」が‘新語’として復活するのかも・・・・長年に渡る社会主義民主労働党政権下で確立されたスウェーデンの高福祉高負担社会文明が再注目される中(北欧雑貨ブームも無印復活も風桶的現象なのかも?)、当たらずとも遠からぬ予見だと思うが如何だろうか。
http://www.apalog.com/kojima/archive/1313