レーシック手術が激減しているのか…。
そりゃ、友達紹介でキャッシュバックやらいろんなことをやりすぎている感がある。
しかし、手術してしまった人たちもたくさんいるから…。
この技術はきちんと整備して続けてもらいたい。
老眼向けの片目だけの遠近両用レーシックみたいな新製品もいろいろでてきたから、メガネよりもコンタクトよりも、こちらが気になる…。
相変わらず、「平日割り」とかやっていて安っぽい…(笑)
http://www.shinagawa-lasik.com/presby/
レーシック手術数は激減している。2008年の約45万件をピークに、12年は約20万件と半減した。
減少要因は、若い層に安値で手術をしまくって需要を食い尽くした、08年のリーマンショックで目にカネをかけるマインドが冷え込んだ、など複数あるが、最大の要因はイメージの悪化にあるというのが業界関係者の共通認識だ。
業界関係者らは「商業主義の横行による信頼低下」も原因に挙げる。06年ごろから美容クリニックが参入して手術数は一気に増加。顧客獲得競争が激化し、彼らは術後の視力を競い合うようになった。
その結果、視力2.0という遠くばかりが見える過矯正の人が増えた。過矯正をすると近くが見えにくくなり、ドライアイや頭痛の原因となる。術後フォローの不十分な医療機関がこうした患者をたらい回しにし、「レーシック難民」という不名誉な言葉が誕生した。
美容クリニックグループであり、手術数トップを誇る品川近視クリニックは同業者らに「商業主義の権化」と揶揄される。客を奪われたねたみはあろうが、確かに品川近視のやり口は「医療」ではなく「ビジネス」だ。
品川近視は現在、「アベリーノ角膜変性症DNA検査」をレーシック手術希望者に勧めている。アベリーノ角膜変性症は角膜が混濁してしまう遺伝病で、レーシックを行うと病気の進行を促進する。
それを理由に原則全員に事前に検査を行い、検査料1万円を取る。レーシック手術を行えば検査は無料になるが、キャンセルすれば、1万円は戻らない。結果的に、検査代が患者を逃がさないための手付金代わりになっている。
「そもそも必要のない検査」。眼科医の大半はそう指摘する。「きちんとした眼科医であれば角膜を見ただけでほとんど判別ができる」からだ。品川近視は「陽性でも25~30%の人は症状が出ない。だから検査が必要だ」と反論する。
品川近視が提供するこの他のメニューにもいろいろな批判があるが、結局のところ、手術数最多の医療機関と眼科医界の医師たちが対立している異常な状態自体が、視力矯正の信頼を低下させている。
そもそも医学会の動きが遅きに失した。レーシック希望者たちが知りたいのは本当の危険性。しかし、日本には合併症発生率や失明率の正確な数字が存在しない。何しろ、国内手術数の過半を占める品川近視の協力なくして、正確な数字はつかめない。
日本白内屈折矯正手術学会は、ようやく国内での合併症を把握する大規模な調査を行うことを決定し、準備に入った。学会関係者は「合併症は少ないので、調査結果を公開すれば安心な手術だと理解してもらえる」と期待する。
レーシック、メガネ、コンタクトレンズの儲けの構造も取り上げました。たとえば「1日使い捨てソフトコンタクトレンズ」の原材料費は1枚4~5円。販売単価が80~100円ですから、メーカーの懐がたっぷり潤っているのでしょうか。
引用元: 老眼に屈しない! レーシックに騙されない!メガネフリーになれる現代の眼科医療に迫る|今週の週刊ダイヤモンド ここが見どころ|ダイヤモンド・オンライン.