「スター・トレック イントゥ・ダークネス」
http://www.startrek-movie.jp/
2013年8月23日公開
先行ロードショウは、8月16日(金) 17日(土) 18日(日)
前作 2009年の「スタートレック」 でのボクの評価はとても高い!
お気に入りの映画のひとつとなった。
しかし、その大半は「スター・トレック」に寄せる想いのノスタルジアがあったせいだといえる。しかし、2作目となるとそうはいかない。
純粋に作品性が気になるところだ。
「スタートレック」がJ・J・エイブラムスの初映画監督であり、「SUPER8/スーパーエイト」が2作目。3作目は「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」そして、今作「スター・トレック イントゥ・ダークネス 」が映画監督、4作品目である。そして、5作品目がルーカスフィルムからディズニーに買収された「スター・ウォーズ エピソード7」である。
今をときめく人気監督であることは間違いない。
テレビ映画出身で、製作も務める監督といえば、スティーブン・スピルバーグ監督と共通するところも多い。「スーパーエイト」のDVDのコメンタリーでは、若き日のエイブラムスたちが、スピルバーグの家族のフィルムを編集する仕事が与えられたという点でも、師弟関係に近い。また、両監督共にユダヤ系監督である。
スピルバーグ監督は、娯楽作品とシリアス作品という両面があり、エイブラムスは、まだ娯楽作品のキャリア時代といえよう。近い将来、エイブラムスにとっての「カラー・パープル」が見られる時代がくると思うが、それまでは、彼の娯楽作品を堪能したいと思う。
さて、この映画「スター・トレック イントゥ・ダークネス」であるが、IMAX撮影+3Dで撮影されているという。
「アバター」以降、もう3D映画は、食傷気味で2Dで見ているが、さすがにこの映画は3Dで見たくなった。都内近郊でIMAXで見ようと思うと、木場、町田、練馬、川崎、湘南…悩むところだ。
3D映画の良くないところは、視覚効果にばかり脳内が集中し、ストーリーや映画そのものの記憶が定着しにくいところだ。アバターも2Dで見なおした方が楽しめたくらいだ。それと、字幕があると、せっかくの遠近感が字幕で常にフラットに戻されてしまうデメリットがある。しかし、吹き替えだと興ざめというトレードオフにいつも悩まされる。
エイブラムスが3Dで見られることを想定して製作しているのであれば、まずは3Dで見ることにしてみたい。