決してイケメンでもない…しかし、モダンなYouTube型リポートの必要な要素をすべて彼は持っている。いや、ドキュメンタリーの最先端の要素だろう。
ある意味、現代のYouTubeをメインとしたフィルムメーカーだ。
ウディ・アレンがYouTuberだったらと思ってしまう。
彼の名は…
ケイシー・ナイスタット
https://ja.wikipedia.org/wiki/ケイシー・ナイスタット
2003年、Apple の iPodの電池交換の不備をビデオでアピールし、注目された。
ウディ・アレン監督というよりも、マイケル・ムーア監督手法だ。
Science experiments シリーズ
そして、それがきっかっけで、HBOのリアリティーショーへ
英語の字幕をオンにすると、英語のサブタイトルで英語学習教材ともなる…。
映画が完全分業による専門家だとすると、YouTuberは、すべて自分でまかなう個人フィルムメーカーといえるだろう。
■A380ザレジデンス しっかりお金をかけた機内ロケも
編集のタイミング、音楽、カメラアングル、自然に見えるけれども、かなり計算したカメラアングル。
どれだけ編集が大変な撮影をしているんだろうか?
映画のような、2時間の作品を紡ぐのではなく、いろんな多様性のある人たちの日常を垣間見ることができるのがYouTuberだ。
いろんな世界を、いろんな多様性の視点で編集というマジックで見せてくれる。
■YouTubeの表現の可能性…
イラストをメインにした、振り返りというフォーマット
https://www.youtube.com/watch?v=V6Y-ahQFQDA
https://www.youtube.com/watch?v=V6Y-ahQFQDA
子供と一緒のビデオ の表現もとってもユニーク!
単なるホームムービーでなくドキュメンタリー作品だ。
カメラアングルだけでも、とっても大規模な映画並みの撮影だ!
ロードムービーとしてもユニーク 旅のVLOGの参考に!
■ガジェット製品レビュー動画も、彼の手法をまねた人が多数!
DJI mini2
GO PRO HERO9
■話題の行きたい場所へ行ってくれる!
人工サーフィンプールの WavePool
https://www.youtube.com/watch?v=JWEYGDpTfAA
■家族の問題もドキュメンタリー化
筋書きがないリアリティー
自分の日常の主人公でもあり、客観的にも見つめる編集者でもある。
心理的に客観的な視点を持つことはとても良いことだろう。
ドローンのFIXの使い方が、うまい!
いろんなところでさりげなく、ドローンの撮影で映画的な表現も…。彼のカメラの扱いの真似はできなくても、伝えようとしている効果はよくわかる。
なによりも、これらのカットが監督とカメラマンと演者の3人がいれば構成できてしまう時代になっているのだ。機材はますます低廉化してくる。あとは、アイデアと手法となにをやり続けるかだ…。