パナ・ソニー・シャープ新社長の実力は? タイプ三様、再生競う
2012.3.24 18:00 (1/3ページ)[ドラマ・企業攻防]パナソニック、ソニー、シャープの薄型テレビトップ3の社長が一斉に交代する。平成24年3月期の最終赤字はパナが7800億円、ソニーは2200億円、シャープも2900億円と計1兆2900億円に上る見込みだ。業績の立て直しを託された3人のタイプはまったく異なり、その個性はまさに三者三様。いち早く再生への道を切り開くのは誰だ?
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120324/biz12032418000019-n3.htm
パナソニック、ソニー、シャープのの社長が一斉に交代している。
2012年(平成24年)3月期の最終赤字は
パナソニック 7800億円
ソニー 2200億円
シャープ 2900億円
計 1兆2900億円
パナソニック 津賀一宏(55) グループ36万人6937人
ソニー 平井一夫(51) グループ16万8200人
シャープ 奥田隆司 (59) グループ 5万6,500人
どの企業も、最大の決戦場でもあり、問題は薄型テレビである。
今や、5年前の55インチが2万円台で中古でバッタ売りされている時代だ。
新製品でも価格は下がるばかりだ。
テレビをテレビ局の番組だけで見る時代は、アナログ停波と共に終焉している。
テレビに未来はあるのだろうか?
HDMI接続のパソコンモニタとして、AppleTVで、YouTubeや、Vimeoの視聴モニタとして、
縦型にすれば、等身大の鏡にもなるような高精度なカメラをつけたり、
Ustreamをフルハイビジョンで配信して、お茶の間放送局機能をつけたり、
テレビを消している時は、蛍光灯や太陽からも発電してほしい。
おすすめの番組を、勝手に録画しておいて、嫌いなタレントを登録しておけば、そのタレントの番組を見ないですむようにしてほしい。
もはや、テレビ番組や、CATVやレンタルDVDを視聴するだけの時代ではない。
BSデジタルの民放なんて、ショッピングチャンネルだらけだ。そのどれもがくだらない、欲しくならない製品ばかりだ。最先端でハイテクでクールなガジェット番組がなぜない(それはネットでやればいいのか…)?
フルハイビジョンなんて、PCのディスプレイからすると、1920×1080なんて、もう低いレゾルーションだ。
iMacの24インチでさえ、WUXGA 1920×1200 である。
iMacの27インチだと、WQHD 2,560×1,440 もある。
Apple Cinema HD Display(30インチ)だと、 2560×1600
で完全に2Kオーバーである。 2K 2048×1080
まだ先には4Kという世界もある。
4Kディジタルシネマ
2K4K CineAlta 4K 3840×2048 800万画素 885万画素
4K 4096×2180 4Kといっても、画素数は892万画素だ。
最近のデジタルカメラだと、コンデジでさえも1600万画素もあるのだ。
フルハイビジョンの1920×1080でも、たかだか200万画素だ。
そんな解像度でスライドショーみても、高いコンデジを買った意味がない!
※ KNN ディスプレイ サイズ メモ – KandaNewsNetwork http://j.mp/JSJEld
高精細度な大型テレビがあれば、ファインダーで覗いた(最近では液晶モニタで確認した)、あの構図がそのまま再現されるのだ。
ある意味、自分が過ぎ去った光と影と色の「時間」をシャッターで切り取り、テレビで上映することができるのだ。
それだけ、高精細度であれば、遠くからでも文字が読める。
電子書籍は、「テレビ書籍」と呼ばれるのかもしれない時代がやってくるのだ。
今のHDTV(高品位テレビ=ハイディフィニション=フルハイビジョン)の低画素数で、新聞を読みたいと思うだろうか?
もっと、高精細で、リアルで、紙に負けない解像度を、少なくともボクは必要としている。
3Dメガネなんかで、消費者をごまかさないでほしい。あんなものかけてまでテレビを見たいと思わない。
また、3Dの番組は、いつ、どこで、やっているんだ? 無用の長物を付け加えるのは映画だけにしてほしい。
映画なら、わざわざ出かけてあの大画面だからまだ我慢できる。
でも、毎日、映画なんて見ているわけにはいかない…。
スマホにパソコンにSNSに、デート♥中でも、我々のアイボールは常に忙しいのだ。
もっと、効率よく情報を仕入れたい。もっと、楽しく時間を消費したい。
その構図に現在のテレビ局はマッチしていない。だから、大型テレビがあっても無用の長物となっている。
おそらく、テレビ番組は、右下の小窓で、視聴率の高いチャンネルに自動であわせてくれるだけでもいい。メインの画面は、他の媒体にとって奪われてしまうことだろう。
また、リモコンの形状も、もっと研究すべきだ。
ひとつのリモコンになんと60個もの操作ボタンが付いている。まさに、キーボード並のボタン数だ。
これらのひとつひとつが、製造価格の高原価体質を招いている。
リモコンボタンなんて、一個でいいことはすでにAppleTVが証明してくれている。
新社長の元、リビングの王様であったテレビの再発明に多いに期待したい。
テレビを愛する1人の代表者として。
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