2,000円のうな重を売るならば3,000円のうな重をメニューに加えなさい。マジックナンバー3 行動経済学 池上彰の経済教室

1,000円と2,000円のうな重があれば、大半の人は1,000円のうな重を選択してしまう。

しかし、そこに、3,000円のうな重がメニューに加わることにより、1,000円のうな重を選択していた人が、2,000円のうな重へシフトすることがある。

売りたい商品ラインが2種類ある場合は3種類にすること!

※実際にテレビでも参加者の2000円へ挙手する学生が増えた

これは選択肢が増えた事によるマジック効果である。

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合理的な判断ではなく、人は上でも下でもなく、真ん中を選びたがるという心理的側面にもとづいている。

池上彰さんの経済教室では、これを「行動経済学」と名付け、
「過去の経済学は、人間は必ず合理的な判断をすることを前提に経済的な理論が組み立てられてきた。しかし、必ずしも合理的な判断をするわけでではないという」

行動経済学とは、
「心理学の研究成果を利用して人間の経済行動を研究する学問」と定義した。

残念ながら番組は今回で最終回になるのだが、この後、なんの脈絡もなく池上さんへの質問コーナーとなり、本屋の歩き方で終わってしまう。
残念すぎる最終回だった。

テレビ東京版の白熱教室として毎回楽しみに観てきたが、脈絡のない編集がいつももったいない。
プロデューサーさんやディレクターさん、もっと編集の意図を感じさせてほしいものだった。

http://www.tv-tokyo.co.jp/ikegami_k/

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