最近、インディードのCMをよく見る…。
CMの中にも、『世界No1.求人サイト』 と表記している。
【2017~8年】【話題】indeed 第2弾まとめ【シュール】
しかし、インディードは、求人サイトであって、求人サイトではない。
インディードのサイトを見ると、その正体がわかる!
求人サイトというよりも…、求人に特化した『サーチエンジン』である。
そして、ビジネスモデルは、クリック課金型の広告モデルであり、そこから派生した周辺ビジネス。
つまり、インディードは、Googleアドワーズ付きの求人検索エンジンと言い換えることができる。
つまり、インディードは、人材募集版のGoogle
ビジネスモデルは、Google そのもの!
1.インディードは、企業の人材募集ページをクロールし、リアルタイムでの人材募集情報を、検索エンジンにインデックスする。
2.求人ユーザーは、Indeedに職種と場所を入力して、人材募集の検索が可能となる。
3.インディードは、アドワーズのように広告付き求人を混在させることによって利益を得る。
4.求人する企業にとっては、単一のサイトに有料の求人情報を出すよりも、無料の求人サイトであるインディードに求人情報を出し、エクスペリエンスを得る。
有料求人広告を使うことによってより有利にレスポンスを得ることができる。
結果として、求人サイトをクロールして、『送客』しているフリをしながら、いつしか、『送客』しながら、『広告付き求人』のプラットフォームと化している。
つまり、インディードによる『送客』のシェアが上がると求人サイトもクロールを切れなくなり、広告主もインディードにいつしか奪われていくという『検索サイトモデル』なのである。
□インディードは、2012年にリクルートが買収をしたアメリカの求人検索サービス
□買収金額は約1000億円 $1 billion
□年間売上は 2014年で249億円だった リクルートの報告書より
Indeed について
https://irnote.com/n/nc5bc6e77d2ca
あらゆる領域において、サービス提供者側の論理ではなく、受益者側の論理で一番だと思われるものが選ばれる時代になっている。
つまり、企業の論理ではなく、顧客の論理こそが最優先される時代。この文脈において、Indeedは顧客の論理で設計された素晴らしいサービスだと思う。