前年対比を『61%』というと、「増(+)」をつけないと「減(-)」に見えてしまう。
音で聞いても、最後まで聞かねば、増えているのか減なのかもわからない。
…かといって『161%増』というと2.61倍になってしまう。
だから前年対比はシンプルに『前年対比161%』としてほしい…。すると誰も間違える人がいなくなる。
アリババのクラウド事業の成長率はYoY+93% で、193%の伸びなのに、なんだか7%落ちているかのようについつい空目してしまう…。
https://news.yahoo.co.jp/by…/shibatanaoki/20180920-00097490/
おそろく、会計用語は海外から輸入しているので +61% ー61%という表記から、61%増 61%減 という日本語の表現なのだろう。
61%増 というのは、なんだか増えたのか減ったのか、日本語の場合、お尻で大きく変わるので、最後まで聞かないと、とんでもない理解になる。
なので日本語では、純粋に161%としてくれたほうが理解しやすくなる…。
前年度の売上が、1万円の場合(100%)
前年対比161%は、1万6100円だ。
前年対比61% で6万1000円だ。
これは見た目も増えたのか減ったのかがすぐに理解できる。
しかし、これを海外の人が見ると、混乱するので、世界全体の前年比は100%を前年度金額にするということを提唱したい。
「対前年125%増」とは、どれだけ増えたのか? (深沢 真太郎) | プレジデントオンライン
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