デビッドボウイ扮する、ニコラ・テスラ
テスラのデモを見るロバート・アンジャー(ヒュー・ジャックマン)
瞬間移動マジック の究極の実験は、ニコラ・テスラのテレポーテーションにあった。
クローネンバーグの『ザ・フライ』のポッドを彷彿させる。
しかし、それは転送ではなく、複製マシンてあった。
19世紀末のロンドン
産業革命で、大きく変わる人々の暮らし。
まさに、ネットやスマホで大きく変わる現代と近似している。
マジックショー マンの対決に、身代わりの存在。
時系列が多少わかりにくいが、当時のエジソンとテスラとの関係性を感じさせてくれる。
圧巻はラストで明かされる『ネタ』
プレステージとは…
マジックの三段階のこと
第一段階がプレッジ
見せる
第二段階がターン
消し去る
第三段階がプレステージ
消えたものを新たに見せる
この映画のプレステージにも驚く。
ノーランのマジックだ。
アルフレッド・ボーデン役は、ノーラン常連のクリスチャン・ベール
しかしながら、せっかくの助手役のスカーレット・ヨハンソンの扱い方が雑すぎる…。
ノーラン監督、相変わらず女性嫌いなんだろうなぁ…。
本当は、この映画、とっても複雑な仕掛けとなっている。
『メメント』といい、ノーラン監督、の仕掛けは凄まじい。
デビッド・リンチのミステリアスな仕掛けとはまた違う。
https://ameblo.jp/rsn48/entry-12251986561.html
2018/11/18/テレビ東京 サタシネ