カルロス・ゴーン氏の保釈金10億円 いつ戻ってくるの? 損失金利はどのくらい? 1日あたり▲13万6986円

なんと、カルロス・ゴーン氏の保釈金が10億円という。

さすがに、即日の用意は不可能だったようだ。

弁護人たちは2019年3月6日(水曜日)にも納付する予定だ。

気になるのは、10億円の保釈保証金(ほしゃくほしょうきん)の行方だ…。

 

東京地裁は(2019年3月)5日、会社法違反(特別背任)などの罪に問われた日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告(64)の保釈を認めた決定に対する東京地検の準抗告を棄却した。

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https://this.kiji.is/475559245787366497?c=39546741839462401

 

 

保釈金は、裁判の判決後、有罪無罪に関係なく全額が戻ってくる

 

保釈金は、いわば、抑止力のための費用と考えることができる。

以下の問題がなければ、判決後 1週間から2週間後に全額が戻される。

① 正当な理由なく裁判に出頭しないとき

② 逃亡するおそれのあるとき

③ 罪証隠滅のおそれのあるとき

④ 被害者などを畏怖させたとき

⑤ 保釈の条件に違反したとき

https://xn--3kqa53a19httlcpjoi5f.com/hoshakukin_henkan/

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10億円の金利はどのくらい?

しかしながら、保釈金には金利がつかない。裁判が終わるまでに得られた思われる金利はどのくらいなのか?

 

通常の都市銀行だと、普通預金だと、年0.001% 定期でも年0.010%

 

つまり10億円を預けても、年利0.001%

 

一度覚えると一生使える年利の計算方法

【A】1万円を【B】普通預金の年利0.001%で【C】1年間預けた場合

1万円×0.001% = 【D】年間利息  0.1円

1万円× 0.00001(0.001%÷100)= 0.1円

えー!たったの0.1円!

 

【A】1万円を【B】定期の年利0.010%で【C】1年間預けた場合

1万円×0.010% = 【D】年間利息  1円

 

1万円がようやく1円の利息!

 

 

 

あおぞら銀行のネット定期預金にすると、1000万円以上だと6ヶ月で、年0.15%

※税引き後 0.119% となる。

 

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http://www.aozorabank.co.jp/netbranch/kinri/#p2

 

 1万円で年0.15%で1年で…。

 

 1万円×年0.15%= 15円   6ヶ月だと 7.5円

10万円×年0.15%= 150円  6ヶ月だと 75円

100万円×年0.15%= 1500円 6ヶ月だと 750円

1,000万円×年0.15%= 1万5,000円 6ヶ月だと 7,500円

1億円×年0.15%= 15万円 6ヶ月だと 7万5,000円

10億円×年0.15%= 150万円 6ヶ月だと 75万円

 

※実際には税金がかかるので0.119%の税引き後年利

10億円×年0.119%= 119万円 6ヶ月だと 59万5,000円

 

ということで、10億円で半年だと60万円程度、1年でも120万円くらいの利息を損します。

 

しかし、カルロス・ゴーンさんクラスだと、富裕層向けのヘッジファンドで運用されているから年利5% は固いでしょう。

 

すると…なんと!!!!

10億円×年5%= 5000万円 6ヶ月だと 2500万円

 

ヘッジファンドとは…

プロにお金を預けて運用を委託する資産運用方法のひとつ

https://ja.wikipedia.org/wiki/ヘッジファンド

 

お金はどこに預けるかで雲泥の差です。

つまり、保釈金だけでも半年で2500万円分の金利の損害。

裁判が1年に及ぶと、5,000万円の損害です。

1日あたり13万6986円の損失することとなります。