嫌な仕事を解決する手法が生んだ『ゼロックス』
エレクトロニクス企業 P. R. Mallory Company(現在のデュラセル)電機会社の特許課勤務
毎日、特許申請書の整理を担当し写す仕事。それが嫌でしかたがなかった人
Chester Carlson
なんとか楽に写せないかと考え、
写真や光学物理 印刷技術を勉強し、1942年に特許を取得する。
1950年に発売したのが、 Haloid Xerox Copier だった。
そう、あのゼロックスだった。
乾式複写で使われる電子写真法を発明 ゼログラフィ(Xerography)
エジソンがモールス通信が届く度に急いでメモするのが嫌で、蓄音機を発明したことにも似ている。
自分が、『楽をする』ための発明は、すべての人を『楽にする』。
サンプルを勘違いして使われた『ティーバッグ』
1908年、アメリカの紅茶コーヒーの貿易商
トーマス・サリヴァン
錫の容器のサンプルを経費節減のために、サンプルを絹の袋に小さくわけて送ったところ、袋のままティーポットに入れられて使われたことが『ティーバッグ』のはじまり。
顧客の勘違いが生んだパッケージだ。
やがてティーバッグの素材はろ紙に代わり、1920年代には、ティーバッグは広くアメリカ合衆国で販売されている。英国で消費される紅茶の90%はティーバッグを使って作られている。
『懐中時計』をいつかは手に入れたい 人々の願望の『ウォッチポケット』をつけた夢のジーンズ
1848年、ゴールドラッシュ
はテント布で上部な作業ズボン、『ジーンズ』を発明。
当時は高価だった『懐中時計』を、ゴールドラッシュの一攫千金で当てると手にすることができる。そんなウォッチポケットを右ポケットの少し上に取り付けたジーンズが『リーバイス』
1873年金属リベットの特許を取得 特許番号139121号
1890年に『501』のロットナンバーが生まれる。