9月5日 FIT2007 第6回情報科学技術フォーラム

情報処理学会での講演
産学協同での、テクノロジー学会。ボクは、まったくの文系ですが、ユーザー視点でのテクノロジーとコミュニケーションの未来を語らせていただきます!普段、あまり交流のない技術研究者の方々との意見交換が今から楽しみ!

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FIT2007 第6回情報科学技術フォーラム
■会  期  : 平成19年9月5日(水)~7日(金)
■会  場  : 中京大学
        豊田キャンパス(愛知県豊田市貝津町床立101)
                    会場アクセス(バス時刻表)        *お車でのご来場はご遠慮ください。
       
                    会場案内図
■交通・宿泊のご案内:日本旅行 ※特にFIT側ではご用意しておりません。各位でそれぞれご予約ください。
             豊田市には宿泊施設があまりございません。名古屋市(栄・伏見あたり)にはホテルがございます。
■FIT委員会: 推進委員会/実行委員会/プログラム委員会/現地実行委員会/担当委員(委員名掲載)

       

       

         

       

       

         

第4イベント会場  9月5日(水)10:00-12:00 
人の居場所を探る -情報過多のネット時代における個倍化現象-
【概要】
我々人間の身体は物理的には一つしか存在し得ないが,多様化する情報化社会の中でその存在や居場所は必ずしも一つではなくなってきている.ネット上の仮想
空間で仮想の分身(アバタ)を持って生活したり,日常を忘れてくつろげる第三の場所を求めるサードプレイス志向が流行したりと,現代の人の居場所は多様化
している.ネット上にさまざまなサイバーワールドが形成され,さまざまな場所でネット世界との接点が生まれ,そして,そのネット世界とリアルな世界が複雑
に絡み合っている.本イベント企画では,昨今の混沌とした情報過多社会において,いかにして自分の存在や居場所が多重化する「個倍化(=個人が同時に複数
の立場になれること)」の現象が起こったのかを探る.そして,この個倍化現象に影響を与えた仮想世界のデザイン,技術について議論する.本企画では,お二
人の招待講演者をお招きし,ネット上の代表的三次元仮想空間サービスの一つである「Second
Life」と,ネットとリアルを融合した新たな居場所を提供する「BarTube」についてご紹介いただき,実例からみた成功要因と現状課題の把握を行う
とともに,将来の個倍化生活を展望する.

[講演概要]
Web2.0からはじまった,インターネット紀元後社会.
見る読むウェブから,参加活用するウェブへ,さらに,”プレゼンス”を共有することにより,リアル世界へ多大な影響を与えはじめた.
いかにリアルな世界と結びつき,既存の仕組みと融合していくのか?
YouTubeにはじまった動画共有,SNSとミニブログの融合Twitter,RMTを土壌に新たな経済価値を創造するSecond Life,すべてはAPIを共有することによる,無限連鎖サービス群によるコミュニティ市場が形成される.
メディア化する消費者,プロ化するアマチュア.テクノロジーは人類にとって本当に福音の鐘を鳴らしているのだろうか?
リアル社会をサイバー社会で可視化することは,リアルとネットの歩み寄る社会の始まりでもある.86世代(小学校から常時接続の1986年生まれ)の登場でどのように社会が変革するのか?近未来のネットとリアル社会を大胆に予測する.

【プログラム】
司会進行:羽鳥 好律(東京工業大学)
 
  10:00-10:10
         開会挨拶 全 炳東(千葉大学)
      
      10:10-11:00
  
      講演 1「遂に開かれた3次元世界への扉、”Second Life×メタバースビジネス”とは?
                      
      -バーチャルリアリティのコンテンツマーケティング-」
       大槻 透世二(サイバーアドベンチャー(株))
    11:00-11:50
       講演 2「共有する集合知、インターネット紀元後社会の行方
                 
    -プレゼンスの共有が生むインターネット・テレパシー機能-」
       神田 敏晶(KandaNewsNetwork,Inc.
   
    11:50-12:00
  
    閉会挨拶 田中 英彦情報セキュリティ大学院大学

情報処理学会(IPSJ)と電子情報通信学会情報・システムソサイエティ(ISS)及びヒューマンコミュニケーショングループ(HCG)合同で開催致しま
す本フォーラムは、IPSJ全国大会とISSソサイエティ大会との流れを汲むものですが、従来の大会の形式にとらわれずに、新しい発表形式を導入し、タイ
ムリーな情報発信、活気ある議論・討論、多彩な企画、他分野研究者との交流などを実現してゆきたいと考えております。

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